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若さが無くなった先にあるもの

こんにちは。

ライフコンサルタントの伊藤峻です。

皆さんは、若さがなくなった先について考えたことはありますか?

あなたに残された時間は、あとどれくらいかを考えたことがありますか?

何時まで今まで通りの生活が続いていくかを考えたことはありますか?

生きとし生けるものは日々、1秒1秒と老いていく生き物です。

老いと戦う際に立ち向かうことをよく

●アンチエイジング

と言ったりしますね。

それでは、老いと立ち向かう事とは、一体どの様なことなのでしょうか?

それは例えば、

●老化する体との戦い

●病気になりやすい体との戦い

●思うように動かない体との戦い

●あまり食べられない体との戦い

●自分の外見がしわくちゃになる事を嫌う心との戦い

●新しい事を学ぶことが難しくなる脳との戦い

●日に日に老いていく恐怖と不安との戦い

●やりたいと思っていたことが出来なくなる恐怖との戦い

●持っていたものが全て失われる恐怖との戦い

というような事かもしれません。

さて、

あなたは、どれだけの迷いと恐れと不安と嫌悪感、

そして、

●そのネガティブな心を持ってしまう自分自身と戦うことが出来ますか?

●強い意志を持って若く保つこと継続出来ますか?

●失う恐怖と不安と真っ向から勝負することが出来ますか?

というのが、老いと戦う上で必要な覚悟になります。

ある日ふと鏡を見ると、

今までの自分が想像する自分ではない姿が映し出されます。

あなたの精神が如何に若かろうと、

外見は衰えていく事は止めることが出来ません。

昔の写真と現在を見比べてみると、

●あなたがどれだけ水々しかったのか

●あなたがどれだけ若かったのか

●あなたがどれだけ活気に溢れていたのか

それがはっきりと自覚出来た時、

●私達人間は自分自身が始めて老いているということに気がつくこと

が出来ます。

それでは、若さが無くなった先にあるものとは、一体何でしょうか?

そこには、一体どれほどの戦いと挑戦の日々が待ち構えているのでしょうか?

今回は、若さが無くなった先にあるものについて

1.老いる体との戦い

2.老いる精神との戦い

3.これから先どう生きるのかの選択を迫られる

この3つの観点から書いていこうと思います。

それでは、1つ1つ見ていきましょう。

1.老いる体との戦い

若さが無くなった先にあるものの代表例が、老いる体との戦いになります。理由は、言わずもがなですが、人間の肉体は日に日に老いへと向かっていくからです。

この老いる体に若い内に気がつく事は大変困難であり、多くの方は30代になって始めて老いを感じるケースが多いのではないでしょうか?

例えば、

●昔と比べて食事の量が少なくなった

●昔と比べて油ものを沢山食べることが出来なくなった

●昔と比べて肉類を沢山食べることが出来なくなった

●昔と比べて体が思うように動かなくなった

●昔と比べて病気になることが増えたり体調が悪い事が増えた

●昔と比べて疲れやすくなった

●昔と比べて寝ても体力が回復しなくなった

●昔と比べて行動範囲が狭まった

という様なことに気が付き始めるのではないでしょうか?

それが、

●肉体の老い

というものになります。

肉体に老いには大きく分けて3種類あり、

①身体機能の衰え

②脳の衰え

③臓器の衰え

になります。

①身体機能の衰えというのは、昔出来ていた事が現在の体では思うように出来なくなるといったものになります。

②脳の衰えというのは、記憶力と思考力が昔と比べて衰え、新しい環境や新しい知識を学び順応することが困難になるという事です。

③臓器の衰えというのは、昔摂取することが容易だった食べ物を消化するのに、以前よりも膨大なエネルギーを使っていたり、臓器の機能が低下して病気になることが多くなるという事です。

そして、この3つの肉体の衰えを感じ始めるのが、

●30代前半から

と言われています。

そして、多くの方はその事実に直面した際に、

●あと若々しい自分は何時まで保つことが出来るのか

●どうにかして老いのスピートを緩めたい

●まだ若い内に出来ることをやろう

と、思い改めて、初めて必死になるのではないでしょうか?

2.老いる精神との戦い

若さが無くなった先にあるもう一つ重要な事としては、老いる精神との戦いになります。

老いる精神とは、あまり聴き馴染みのない言葉ですが、

一言でいうと、

●おっさん化おばさん化現象

というものです。

おっさん化おばさん化現象とは、

●男である事を捨てておっさんに成り果てている

●女である事を捨てておばさんに成り果てている

●礼節を守らず公共の場に相応しくない言動をする

●エチケットと身だしなみにだらしなくなる

●言葉遣いに気を配らずおっさんとおばさんに相応しい言葉を使う

●物事に対してだらしなくなり清潔感を保てなくなる

●相手の立場に立って考えることが出来ず自分の主張ばかり行う

●理解力が低下する為人の話を一切聞かなくなる

といった事が該当するのではないでしょうか?

身の回りにも何名か該当する方もいるのではないでしょうか。

それでは、なぜこのおっさん化おばさん化現象が起こってしまうのでしょうか。

理由としては3つ考えることができ、

①自分自身で精神的に老いていることに気がついていない

②新しいことにチャレンジし続けない生活環境を送っている

③周囲からおじさんおばさん扱いをされ最早開き直っている

という可能性があるのではないでしょうか。

どんな理由があれ、

●多くの男性がおっさん化している

●多くの女性がおばさん化している

という事実は、否定することが出来ないこともまた事実です。

そして、

●おっさん化おばさん化現象

に適応してしまった場合、

あなたの頭の中では

●理想のおっさん像を現実で叶え続ける

●理想のおばさん像を現実で叶え続ける

という何とも恐ろしい思考回路が出来上がってしまいます。

それでは、精神的に老いない為には何をしていけば良いのでしょうか。

出来る事としては大きく分けて3つあり、

①日々の食生活で脳に必要なビタミンと栄養素を摂取する

②日々新しい情報を脳内に蓄え、考え抜く習慣を身につける

③魅力的な男性、女性になる為に自分が出来ることを毎日続ける

といったことになるのではないでしょうか。

人間という生き物は怠惰で忘れやすい生き物ですから、

①脳に必要な栄養素を摂取する事を忘れる

②日々新しい情報を脳に蓄え、考え抜く事の大切さを忘れる

③魅力的な男性、女性になるために自分が出来ることを忘れる

必要な事を直ぐに忘れます。

その結果、

●理想のおっさん像

●理想のおばさん像

体現する方々が生まれるのです。

もしあなたが、

おっさんやおばさんの仲間入りを意識的に避けたい

のであれば、

①日々の食生活で脳に必要なビタミンと栄養素を摂取する

②日々新しい情報を脳内に蓄え、考え抜く習慣を身につける

③魅力的な男性、女性になる為に自分が出来ることを毎日続ける

この3つだけは忘れずに、心に留めて置いて下さい。

日々の食生活で脳の老化を抑制したいという方は、

『オーソモレキュラー医学入門書』-エイブラハム・ホッファー/アンドリュー・W・ソウル/中村篤史訳

という、オーソモレキュラー医学書のP280から脳の老け込みについての専門的な情報と、基本的な食事の考え方、どの様なビタミンを摂取していけばいいかが記載されているので、ぜひご興味があればお読み下さい。

また、現在うつ病かも知れない、うつ病で悩んでいるという方は、

完全復職率9割の医師が教える、うつ病が治る食べ方、考え方、過ごし方-廣瀬久益

という本の中で、脳の神経伝達物質の合成過程、並びに脳が正常な機能を保つ為に必要な栄養素とビタミンについて、P83に図説で載っておりますので、こちらもまたお勧めです。

3.これから先どう生きるのかの選択を迫られる

若さが無くなった先にあるものの終着点は、これから先が短くなっている事実と、この社会でどう生き残っていくのかという問いにたどり着きます。

なぜならば、将来的に、

●おじいさん

●おばあさん

になることは確定しており、そして

●社会から邪魔者や厄介者扱いをされる

●最終的には何も持っていくことが出来ない

●お金があっても体が自分の思うように動かない

●お金を持っていても使う道がない

●体の不調が増えて病院に多く通うことになる

●体の不調と老いゆく体への恐怖、不安、焦りに直面する

●社会には誰も自分の事を見てくれる人がいない

●最終的に自分自身は一人ぼっちだ

ということに直面するからです。

そんな事実に直面した時、人間は一体どの様な選択を取るのでしょうか?

大きく分けて2つあり、

①開き直って傍若無人に振る舞い続け、他者に責任を擦り付け抵抗を続ける

②原点に立ち返り、老いる事を受け止め、今の自分だから出来ることを1つ1つ行う

という事なのではないでしょうか。

●あなたは、やり残した事はありますか?

●あなたは、後悔している事はありませんか?

あなたがやり残したこと、そして後悔していることは年老いたらもう手に入れる事が出来ない事かもしれません。

そして、手に入れることが出来ない状況になって初めて、人間という怠惰な生き物は自分がやってきたことに後悔をし始めます。

若い内に老いを知ること、老人達と時間を共に過ごすこと、葬儀に参列することは非常に大切なことだと私は考えています。

なぜなら、誰しも人間であれば必ずその道を辿るのですから。

●やり残したことは、ありませんか?

●まだ時間が残っているのであれば、今からでもやってみませんか?

それが、今回のメッセージになります。

ひとりひとりの心の平安が保たれ、安心で心が安らぐ幸せな生活が保たれますように、かすかな希望ではありますが、願っています。


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