前に進む原動力となるポジティブ思考の好循環を作り出す事は、あなたの人生を好転させることに必要不可欠な要素になります。
こんにちは。
ライフコンサルタントの伊藤峻です。
あなたは、あなたの人生を前に進ませる為の、ポジティブ思考の好循環を持っていますか?
もしもあなたがまだそれを手にしていない場合、ネガティブな思考をする悪循環に陥ってしまうかもしれません。
私達の人生は、ひとりひとり違った困難と労苦がありながらも、生きてきなければいけないというものでもあります。
加えて、多種多様な人生を送ってきた方々と、良好な関係を築きながらも、日々疲れとストレスを必要以上に貯めずに、毎日なにかしらを継続していかなければいけません。
それは、仕事かもしれませんし、家事や洗濯や子育てかもしれませんし、学校に行って勉強をする事かもしれません。
私達の人生を突き動かすものは、しばしば、
●夢を叶えていきたい
●目標を達成していきたい
●達成感を味わっていたい
●お金を稼いで自由な生活がしたい
●社会的地位を獲得して自尊心と満足感、有能感を得たい
●幸せになりたい。誰かから愛されていたい
といった『欲望』が原動力になるかもしれません。
または、
●常識的に考えてやらなければならない
●これ以上悪い状況にならない為にやらなければいけない
●お金を貰っているのだからやらなければいけない
●生きていく為にはやらなければならない
●やりたくないけど文句を言っても現実は変わらないからやらなければいけない
この様に、周囲が感じる『普通』に合わせていく事や、現在の生活を守る為や、今よりも悪い状況になる事を防ぐ為事を原動力としている場合もあるのではないでしょうか。
ひとそれぞれ、人生を前に進める為の原動力というものは、人の数だけ価値観があるのと同じ様に、千差万別なものになりますが、共通していることは、私達誰しもが前に進む為には、必ず何かしらの『原動力』が必要であるということです。
そして理想的であるものが、他者に求める事なく、自らたった1人であったとしても何かを続ける事が出来るという『心から湧き上がる無限の原動力』を持つということです。
この原動力を持っている方の特徴は、
●誰に言われずとも、1人だとしても最後までやり遂げる
●誰に言われずとも、毎日なにかしら継続している
●周囲の環境や周囲の人達に愚痴や文句を言わず、常に手を動かしている
という傾向があります。
この様な原動力を手に入れるには、現代の資本主義経済の仕組みや、競争社会の中で得ることは非常に難しい事になってしまいます。
しかしながら、本来私達人間が『現在を共に生きる』という事を考えた場合、自らが誰にも言われずとも行える事を仕事にして生き、人の助けになる事をお互いが出来るペースで行う、というのが理想的な現実になります。
ですが、先程申し上げた通り、『~だからやらなければいけない』という自らの想いや意志に反してまで、やることをしなくては生きていけなくなっている傾向にあります。
その結果、現在日本では多くの方が心の健康を害してしまい、うつ病や無気力症候群、そして最悪の場合自ら命を断ってしまう方々も多く見かけれられる時代になっています。
また、家庭内では、やりたくもないのに相手を思って我慢してやり続けた結果、怒りが爆発して家庭内戦争が始まり、仮面夫婦を仕方がなく続ける愛のない生活を送る方も多くいる状態です。
もはや、現在の日本では『一時しのぎ』をするだけではとても追いつかない状態にまで追い込まれており、『根本的に解決する』という事を意識的にやっていかなければ、『富と権力に塗れ、心の平安が全くない裏切りと疑念に染まる世界』になりかねないので、それを防ぐ知識を書いていこうと思います。
それでは、
1.あなたが持つ前に進む為の基本的な原動力は何でしょうか?
2.ポジティブ思考の好循環とは一体どの様なものでしょうか?
3.あなたが誰からも言われずとも毎日抵抗なく出来ることは何でしょうか?
この3つの点について書いていこうと思います。
それでは、1つ1つ見ていきましょう。
1.あなたが持つ前に進む為の基本的な原動力は何でしょうか?
あなたが持つ、『前に進む為の基本的な原動力』を自覚するという事は、あなたがあなた自身を適切な方向に導く為に必要不可欠なものになります。
私達ひとりひとり、前に進む為の基本的な原動力は違いますが、基本的には
●ポジティブな原動力
●ネガティブな原動力
●中立な原動力
というものがあります。
『ポジティブな原動力』とは、自らの人生を良くしていく為に出来ることを1つ1つ頑張ろうという原動力になります。
『ネガティブな原動力』とは、自らが社会や周囲の人達から受けた不当な扱いから、恨みや怒り、反骨心に支配され、『仕返しをしてやろう』『復讐をしてやろう』という目的を原動力にしているものになります。
『中立な原動力』とは、上記2つの原動力はないけれど、まずは自分が傷つかずに平穏に暮らせるのであればそれでいいという、自らを守るという事を最優先にする原動力になります。
日本では、多くの場合『中立な原動力』と『ネガティブな原動力』を持っている方が多く見られ、逆に『ポジティブな原動力』を持っている方は極少数な気がしています。
この様に、基本的には3つの原動力を持つ私達ですが、共通として持っている『最後の原動力』というものがあります。
それは、
●当たり前に持っていたモノが奪われる恐怖
になります。
例えば、『ポジティブな原動力』を基礎として持っている方は、当たり前に持っている体を害し、周囲の方々や社会から見捨てられる状況に恐れを感じるのではないでしょうか。
例えば、『ネガティブな原動力』を基礎として持っている方は、怒りを持つ対象者に対して物理的に精神的にも『仕返し』を出来ない状況と、自らが行ったことにより大切だったものを永遠に失うという事に、恐れを感じるのではないでしょうか。
例えば、『中立な原動力』を基礎として持っている方は、今現在穏やかに過ごしている環境が奪われ、周囲の方々と馴染めずに吊るし上げられる状況、心が不安定になることに対して、恐れを感じるのではないでしょうか。
また、此処で注意していかなければいけないことは、
●同じ言葉の原動力だとしても、裏に隠れているのは人それぞれ違う
という、言葉は同じでも込められている意志は違うという、まるで立体構造になっているということです。
例えば、
●夢と目標を叶えて自分の人生を良くしていきたいから頑張る!
という言葉を聞いた時に、一見ポジティブに見えるかもしれません。
しかし、もしも裏に、
●成功して自分を馬鹿にしてきた奴らを罵ってやりたい
という気持ちがあるのであれば、それは『ネガティブな原動力』になるということです。
それでは、此処で質問です。
あなたが持っている原動力とは一体どの様なものになり、それは3つのカテゴリーのどれに該当しますか?言葉と、裏の意図を踏まえた上で、考えてみましょう。
それはきっと、自らを知り、適切にコントロールする為に必要なことなのかもしれません。
2.ポジティブ思考の好循環とは一体どの様なものでしょうか?
ポジティブ思考の好循環とは、
●ポジティブであろうと、ネガティブであろうと、中立であろうと、自らの原動力を自覚し、あなた自身の人生と周囲の方々の人生が少しでも良くなる為に、自発的に現実的な行動を行う習慣をつけるということです。
私達のだれしもが、基本的に感情的な生き物であり、感謝を忘れる生き物であり、また自ら日々時間を取り、内省しない生き物でもあります。
ネガティブな感情で行ったことは、争いを生み、怒りを産み、憎しみを産み、心の平安を乱し、何一つ良いことがない未来を引き起こします。
中立な感情で行った事は、『とりあえず自分が良ければいい』という傲慢な考えを産み、見て見ぬふりをすることが日常になります。
ポジティブな感情で行ったことは、度を過ぎれば『ありがた迷惑』になり、ポジティブに過信しすぎれば、『自ら期待値を高くし、叶えられずに挫折する』という両刃の剣になりかねません。
ポジティブ思考の好循環とは、あなたが持っている原動力を等身大で受け止め、それを踏まえた上で、どの様に付き合って行くかという事を考え、その原動力を使って、どうポジティブに人を助けていくかを見つけ、それを実行し続けていくということです。
ポジティブとは、よく『楽観的』『考えが陽気な様』『積極的である』『意欲的である』という様に訳されることが多いですが、
英語でのイメージとしては、
『Willingness/快く進んで何かを行う』
『Courage/困難であっても一歩前進する勇気』
という言葉が本質的に近い言葉になると思います。
ですから、
●困難であっても快く自ら進んで何かを行い、一歩前進する勇気を持ち合わせていること
というのが、ポジティブという5文字の中身であり、
ポジティブ思考の好循環とは、
●困難であっても快く自ら進んで何かを行い、一歩前進する勇気を持ち合わせながら、自らを奮い立たせる言動を一貫して行う
という事になります。
つまり、
ポジティブ思考の好循環とは、
[幸せになりたい心]
[現実を受け止める理性的な考え方]
[現実で自発的に行動する]
この3つが混在している状態ということです。
例えば、困難な状況とは、周囲の方々と意見や感覚が合わず、上手くコミュニケーションが出来ない状態であったのであれば、あなたが状況を的確に捉え、和解に向けて自ら進んで出来ることを行う為の活力を自分で見つけるという事かもしれません。
例えば、困難な状況とは、仕事でも家庭でも上手くいかず、お金はあるけれど心が満たされない状況を変えるべく、自ら学び出来ることを最後までやり尽くすという事かもしれません。
例えば、現在の生活に我慢をして耐え忍んでいるのであれば、その我慢を幸せに変える為に、現実的に努力出来ることを探して実行し続ける事かもしれません。
もしも、あなたに強い気持ちや原動力があるのであれば、それをマイナスな方に使うのではなく、適切な方向に使う術を身につける必要があります。
プロセスとしては、
①自らの基本的な原動力を知る
②原動力を人生を好転させる為に変換する
③困難であっても自発的に勇気を持ち一貫して行動し続ける
それが、『ポジティブ思考の好循環』になります。
3.あなたが誰からも言われずとも、毎日抵抗なく継続することが出来ることは何になりますか?
ここまで、あなたが持つ基本的な原動力と、ポジティブ思考の好循環について説明をしてきましたが、
『いや、そうは言ってもそんな簡単に出来るものでもない。考える時間も余力もないので、それは机上の卓論だ。』と、感じてしまう方も一定数いるのかもしれません。
ただ、ひとことだけ言えるのであれば、
●あなたが考える成功している方は、自らの欲望と感情を客観的に理解して、適切な方向にコントロールする事を習慣付けている
ということです。
そして、
自ら現実的に行動するモチベーションを害することは、
●徹底的に24時間しかない時間の中から排除している
ということです。
とは言っても、誰しもが鋼の精神を持って生きていけるわけでもないですから、
ひとまず大切な事は、
●あなたが誰から言われずとも毎日抵抗なく出来ることを探し、毎日実行する
ということです。
『~しなければならない。』という感情や思いから行った事は、必ずどこかのタイミングでガタがきます。
しかしながら、誰からも言われずとも毎日抵抗なく出来ることは、本来のあなたに合っている事であり、無理をせずに出来ることになります。
そして、それを毎日続けることで、誰かの助けになり、一歩一歩進んでいたらいつの間にか『此処まできたのか。』という状態になることでしょう。
もしもあなたが、頭で考えるよりも先に行動するタイプなのであれば、まずは誰から言われずとも苦労なく出来ることをやり続け、人を助けるという事を行うことをおすすめします。
頭で考えても無理やり考えても、分からないものは分かりません。
説明されても分からないものは分かりませんし、分かろうと努力をしても大変な時もあります。
ですので、大切なことは、
●あなたの心に反しない事を毎日一貫して行い続け、誰かを助け続けていく
ということです。
それが、本質的に『この現世で自分らしく生き抜く』ということであり、あなたの人生を前に進める為に必要な事でもあります。
もしも、心にゆとりと余裕が生まれたのであれば、ポジティブ思考の好循環を意識的に作り、それを原動力にして日々を満喫していけると良いですね。
皆さんの心の平安と満ち足りた日々を願っています。
■生きづらいと感じている方向け【ファインディング・ユアセルフ・コンサルティング】
■『女性から尊敬され、慕われる魅力的な男性になる事を手助けする』パックリーダー・コンサルティングはこちらから
■60分単発セッション(60 Minutes Single Session)
※お気軽にお問い合わせ下さい。
ライフコンサルタント
伊藤 峻