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壊れた人間関係を修復する為に必要なファーストステップ

こんにちは。

ライフコンサルタントの伊藤峻です。

もしもあなたが、あなたの大切だった方や大切にしたと思っていた方と、現在壊れた人間関係を持っているのであれば、あなたには一体どの様な選択肢があるのでしょうか?

①壊れた人間関係を修復する努力をせず、自分が抱えている問題や人生にのみ集中する

②壊れた人間関係を修復する為に、自らが良かれと思うことをやり続け、藻掻き苦しむ

③壊れた人間関係を修復するやり方を学び、徹底的に日々の生活で実践する

④壊れた人間関係を修復する事をきっぱりと諦め、別の人生を歩む

大きく分けて、4つの選択肢が存在していると思います。

そして、どの選択肢を取るかは各個人の自己責任であり、人生における選択肢の1つでもあります。

多くの方は、目の前の現実の方に時間と労力を使わなければいけないため、

①壊れた人間関係を修復する努力をせず、自らが抱えている問題や人生にのみ集中する

という選択をする事を無意識のレベルで強いられてしまいます。

そして、その状況が1ヶ月、6ヶ月、1年、長い場合には10年~20年以上続くケースも存在しています。

●そもそも、人間関係が壊れないように常日頃からお互いに気を配り、励まし、助け合っていけばいいじゃないか?

●そもそも、お互いに建設的に話ができる様に努力していけばいいではないですか?

そう簡単に行ければ幸いなのですが、私達人間は誰しもが心の中に罪という悪性を持って生まれてきています。

親が子供に、『どんどん嘘を付きなさい、それは良いことです。』と、教えてもいないのに、子供は自らの悪事を隠すべく、嘘を付きます。

それは、子供だとしても人間である以上、罪という悪性を持って生まれてきているからです。

そして、十分に成長した大人である私達であっても、その罪から逃れられず、不貞行為を行ったり、傲慢になってしまったりしてしまうのは、その為です。

また、人間関係が壊れてしまう原因と、修復できない原因はそこに起因しています。

それでは今回は、

1.人間関係が壊れる根本的な原因

2.人間関係が修復できない根本的な原因

3.人間関係を修復するたった1つの方法

この3つの観点から書いていこうと思います。

それでは、1つ1つ見ていきましょう。

1.人間関係が壊れる根本的な原因

人間関係が壊れる根本的な原因は、人間が本来備え持つ、『罪と悪性』が原因で起こってしまいます。

理由は、『罪と悪性』によって他者を個人として尊重することができなくなり、また他者を自分の思い通りにコントロールしようという支配欲が湧いてくるからです。

人間関係が壊れる多くの原因に、

●傲慢な心や驕り高ぶりがあり、内省することが出来ない

●傲慢な心や驕り高ぶりがあり、相手に質問をすることが出来ない

●怒りの感情のコントロールが出来ない

●単語単語に感情的に反応してしまう

●適切なバウンドリー設定が出来ない

●相手が何を言っているのかを客観的に理解する事が出来ない

●適切なコミュニケーション方法を取ることが出来ない

●被害妄想や自己憐憫をしてしまい、他者の言動を思い通りに支配しようとしてしまう

これらの言動があります。

特に多く見られるパターンとしては、

片方は落ち着いて何を求めているか、そしてどうしたら人間関係を良くしていくのかを話しているのにもかかわらず、相手が傲慢な心や驕り高ぶりがあり、感情的のコントロールが適切に出来ず、結果話し合いにならない。

両方が傲慢な心や驕り高ぶりがあり、双方内省をすることが出来ず、相手に質問することも出来ず、人間関係を良くしていくための建設的な事を行うことが出来ない。

お互いに傲慢な心や驕り高ぶりがあり、内省することは出来ないものの、ひとまず納得できない心を抑え込みながらも、上辺だけ機能する関係を取り繕う。

これら3つのパターンが、人間関係が壊れている状況に多く見受けられます。

それでは、一体何が原因なのでしょうか。

それは、

①傲慢な心と内省できない環境

が根本的な原因になります。

プライドが高く、自らが常に正しく、そして内省することすら出来ない状態になっているので、人の話も耳に入って来なくなるからです。

そして、その傲慢な心はやがて、怒りの感情を生み出し、怒りの感情がコントロールできなかった場合、その感情に身を任せた言動をしてしまうからです。

その結果、適切なコミュニケーションを取ることが出来ず、突発的に怒りの感情に身を任せた行動をあとになって後悔し、被害妄想や自己憐憫にふけってしまうからです。

人間関係が悪くなる根本的な原因とは、自らが持つ悪性であり、そしてそれらを自覚し、日々の生活の中で立ち向かう事を一貫して行わない限り、そもそもで人の話を聞くことすら難しくなってしまいます。

そして、私達人間は怠惰な生き物であるため、常に楽な方に流されていってしまいます。

本来であれば、人間関係が悪くなっているのであれば、修復するために必要な事を学び、そこに時間とエネルギーを費やして努力する事が好ましいです。

しかし、何を思ったか、私達人間の多くは自らの感情と怒りを吐き出すために、

●愚痴と不満のお怒りノートを作ってしまったり、

●友人に愚痴や不満を言うことで、気分を紛らわしたり、

●SNSやYoutube、インターネットで同じ境遇の人を探してひとりじゃないと共感したり

その様な事をやってしまいがちです。

しかしながら、そんな事をしても人生の何の足しにもならず、結果、人間関係がより悪化するだけでなく、人間関係の修復など夢のまた夢になってしまうケースがあります。

ですから、人間がもつ悪性に立ち向かう術を身につけるのが、人間関係を良くしていく為に非常に必要なステップになります。

2.人間関係が修復できない根本的な原因

人間関係が修復できない根本的な原因は、先程のセクションにて触れた通り、人間に本来備わっている罪と悪性であり、多くの場合『傲慢な心』というのが根本的な原因だと言いました。

それ以外にも、根本的な原因がいくつかありますので、それに触れていきたいと思います。

●相手と自分の間に心の壁が存在している

●相手と自分の使っている愛の言語が違う

●相手と自分の価値観と優先順位が違う

そのような事も、人間関係が修復できない根本的な原因になってきてしまいます。

それでは1つ1つ見ていきましょう。

●相手と自分の間に心の壁が存在している

相手と自分の間に心の壁が存在している状態とは、物理的に側にいるにも関わらず、相手の心が自分に向いていない状態の事を指しています。

これが、なぜ発生するかと言うと、相手はあなたに話をしっかりと聞いて貰えていないという感覚から発生するケースが多いです。

例えば、一緒の空間に居るにも関わらず、常にYoutubeやSNSを相手が見ている場合、それはあなたと一緒にいる事よりもYoutubeやSNSに時間を使う価値を見出しているということです。

つまり、解決策は相手はあなたと一緒にいることに、YoutubeやSNSに時間を使う以上の価値があるという気持ちを相手の心に抱かせる必要があるということです。

●相手と自分の使っている愛の言語が違う

相手と自分の使っている愛の言語が違う場合にも、人間関係が修復できない根本的な原因の1つになります。

愛の言語については、

■あなたを徹底的に愛しぬくということ

こちらの記事でまとめておりますので、ご興味があればご覧ください。

愛の言語が違う場合、お互いに愛し合っていると言っていたとしても、それは非常に大きなミスコミュニケーションを引き起こすことにも繋がり兼ねません。

お互いにお互いの愛の言語を理解していない場合、

●せっかくやってあげたのに相手は感謝すらしない

というようなすれ違いに発展し、終いには人間関係を壊すきっかけになりかねません。

また愛の言語を知ることは、男女間以外でも人間関係を良くしていく上で、行っていくと良い方法になりますので、まだ習得していない方は、この機会に習得することをおすすめします。

●相手と自分の価値観と優先順位が違う

相手と自分の価値観と優先順位が違うという事も、人間関係を修復することが難しくなる根本的な原因の1つです。

『価値観』とは、個人が持っているモノの見方や感じ方、そして何を基本として人生を歩んでいくかという人生に置いての指針になることを指しています。

『優先順位』とは、価値観を通して、あなたの人生の中で優先的に行っていく事を順番を指しています。

例えば、『お金をより多く稼ぎたい』という価値観を持っていた場合、『優先順位』がたかいこととしては、

●お金の効率的な稼ぎ方

●資産を増やす現実的な資産運用を学ぶ

●成功する副業やマーケティングについて学ぶ

●転職のチャンスを広げるべく、有利になる資格を取得する

といった事になるかもしれません。

例えば、『家族との絆を深めたい』という価値観を持っていた場合、『優先順位』が高いこととしては、

●家族の絆を深める為の方法や、人間関係の修復方法を学ぶ

●家族と心が繋がる会話をする時間を確保する

●家族が快適に暮らせるように自ら率先して家事を手伝う

●家族が安心出来るように災害用の備蓄をしっかりと整える

●家族が喜んで幸せであれることであれば、気が進まなくても協力する

といった事になるかもしれません。

他にも価値観と優先順位は私達人間の数ほどあるとは思いますが、基本的にこの価値観と人生の優先順位が双方で違っており、

●どちらかが相手の価値観に無理をして合わせる環境

●相手を自らの価値観に合わせる

といった行為が発生した場合、人間関係が壊れる根本的な原因の1つになります。

そして、残念な事に、私達人間は2つの価値観を同時に持つことが大変困難な生きもです。

『お金も大事』『家族も大事』という風にできれば一番なのですが、お金を稼ぐ為には、より多くの時間とエネルギーをお金を稼ぐことに使うことになるため、家族に使う時間とエネルギーは最早残っていないのが現状です。

人間関係が壊れる根本的な原因というのは、人によっては複数あり、地道ではありますが、そしてそれを1つ1つ解決していくことが、必要になってきます。

3.人間関係を修復するたった1つの方法

それでは、壊れた人間関係を修復する為には一体何をしていけば良いのでしょうか?

それは、各人のライフステージと、人間関係が壊れた原因によって何をしていかなければ行けないかが変わります。

ここでは、基本的に必ず最初に行わなければいけないステップについて書いていきます。

まず、人間関係を修復していくために必要なことは、

●自らの驕り高ぶりを捨て、素直になること

になります。

これをまず初めに徹底的にやることが出来なければ、まず、

●人の話を聞くことができなくなる

●素直に言葉を受け止めて理解することができなくなる

●必要な事を徹底的に毎日の生活に組み込むことができなくなる

●小手先でやって少し良くなったと思ったらまた同じ状況に戻る

●継続できない事を他人のせいにしたり、感情的に当たり散らす様になる

●いつまでも終わらない自己憐憫に取り憑かれる

●物事に対して誠実に取り組むことができなくなる

ということが起こってしまうからです。

そして、その結果何が待ち受けているかと言うと、

●関係が破綻したまま、心が癒やされない状況を続けることに悩まされ続ける

●起きてしまったことへの後悔、修復を努力しなかったことへの後悔、失われた時間と心への後悔、そして、もう戻ることが出来ないことへの後悔に押しつぶされる

と、言うことです。

一度壊れた人間関係を修復することは、決して簡単なことではありません。

もしも、あなたからまず一歩の歩み寄りを進めていれば、修復できたかもしれない心の傷や、癒やすことが出来たかもしれない人間関係を長年後悔し、持ち続けることは非常に大きな重荷になることは、想像に難しくありません。

そして、先程話した第一のステップは、

●自らの驕り高ぶりを捨て、素直になること

ということです。

私達人間は、皆誰しもが、

●人間関係を壊した原因の一旦は、自分にあった

●自らの非を認めたくない

●さらに傷つくかもしれないから関わりたくない

と、言う風に自らのプライドを守る為の自衛行動を取ってしまいがちです。

また、自らのプライドを守るために、

●周囲の方々に相手が如何に悪いかを言いふらして肯定感を得る

●間違っていない証明を他者に求める

●周囲の方々と結託して相手が悪いと責め立てる

といった事も平気で行ってしまう傾向にあります。

それは、一重に『傲慢な心』によって引き起こされています。

ですので、人間関係を修復したいのであれば、この『傲慢な心』を手放し、自ら内省し、歩み寄る努力をしていくことが必要になります。

これは、誰しもが出来る簡単なことではありませんが、あとになって、後悔の念とやりなおす事ができたかもしれない未来にすがりつくよりは、とてもやる価値があることではないでしょうか。

もしもあなたが、人間関係を修復していと考えているのであれば、この記事があなたの助けになることを願っています。

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