毎日充実感、満足感、納得感で心を満たしていくことは、心の平安を保つ為に役立ちます。
こんにちは。
ライフコンサルタントの伊藤峻です。
あなたは、毎日『充実感』と『満足感』に満ち溢れて過ごしていますか?
それとも、毎日『喪失感』と『虚無感』に満ち溢れて過ごしていますか?
どちらの状態であったとしても、時間というのは平等に過ぎていくものであり、2度と取り返す事が出来ないものになります。
本来であれば、私達誰しもが毎日充実感と満足感に満たされた心で過ごしていければ良いのですが、現実はそうゆう訳にもいかず、精神的なストレスや悩み事、そして満たされない心を持って耐え忍んでいかなければいけないのかもしれません。
そしてまた、
●充実感と満足感は満足出来るほどのお金を稼がなければ、そんなものは人生で手に入らない
と、考えている方も一定数おられるのかもしれません。
そして、最終的に心の余裕と自由を手に入れる為に、喪失感と虚無感に苛まれなれ、満たされない心を抱えつつも、何十年と耐え続けてしまうケースもあるのかもしれません。
その結果、40代中盤~60代中盤に差し掛かると、お金はあっても体が衰えてきているので、若い時に夢見た事が思うように出来なくなる現実や、これからの人生を一体どの様に生きていこうか分からなくなる、
●ミッドライフ・クライシス
と呼ばれる時期に差し掛かってしまうのかもしれません。
ミッドライフ・クライシスでは、主に肉体的老化と精神的なストレスによってうつ病に似た無気力状態になり、また考えをまとめる事が難しくなり、精神的に不安定な状態になるという事が言われています。
そして、その様な場内に差し掛かると、強い喪失感と虚無感に苛まれ、心の平安を保ち続けることからかけ離れていってしまう事になりかねません。
その様な危機を未然に防ぐ為の知識を伝えていこうと思います。
今回は、
1.ワクワク感と、充実感、満足感の違いについて知る
2.何歳になっても心の平安を保つ為の考え方
3.充実感と満足感を感じて生きていくということ
この3つの観点から書いていこうと思います。
それでは、1つ1つ見ていきましょう。
1.ワクワク感と満足感の違いについて知る
充実感と満足感の話をする時に、必ずと言っていいほど誤解されてしまうことは、
●ワクワク感
というものになります。
『ワクワク感』というものは、誰からも言われずとも心の中から『こうなりたい』『これをやりたい』という強い気持ちが湧き出ているという状態になります。
英語では、『Excitement/興奮』という表現が当てはまっていると思います。
つまり、心から興奮している状態がワクワク感というものである、ということです。
『充実感と満足感』というものは、心が落ち着いていて満たされている状態の事を指します。
イメージとしては、『波が穏やかな湖』という感じになります。
英語では、『Fulfillment/充実』という表現が当てはまっていると思います。
ですから、ワクワク感とは心から興奮して行動することが待ちきれないという状態であり、一方充実感と満足感は、心が落ち着いて満たされている状態を噛みしめる事が出来る状態ということです。
そして、心の平安を保つという事は、
●充実感と満足感
を毎日の生活で満たしていくという事が必要になります。
2.何歳になっても心の平安を保つ為の考え方
ワクワク感と充実感、満足感についての違いが分かった所で、ミッドライフ・クライシスを未然に回避する為に必要な、心の平安を保つ為の考え方について書いていこうと思います。
それは、
●毎日寝る前に、今日一日に納得感を持って過ごしたか、また心と体が安心して寝ることが出来るかを考える
ということになります。
なぜこれが何歳になっても心の平安を保つ為の考え方になるかと言うと、
●私達誰しもが、深い納得感を持っていない状況になった場合、文句や不平不満を持ち、ネガティブな感情に支配されやすくなるからです。
そして、深い納得感を持って毎日を生きていく事こそが、最終的に笑顔でこの世から去ることが出来る真理でもあります。
あなたは、『緩和ケア病棟』という言葉を聞いたことがありますか?
『緩和ケア病棟』とは、末期がんを患っている方に対して、少しでも痛みを緩和させる設備が整っている病棟の事を指しています。
そして、緩和ケア病棟に入院する際に担当医師から家族に説明される事の1つとして、
●末期がんになってしまった場合、余命は長くありません。1ヶ月かもしれませんし、2ヶ月かもしれません。運が悪い場合、1週間も持たないかもしれません。患者さんは、自分がこの世から去るという事に対して、強い不安と恐怖心を持っています。ですから、最後安らかに旅立てるように、家族であるあなたと、患者さんが深い『納得感』を持って過せる様に、サポートさせていただきます。
と、いうものがあります。
ここから解ることは、最終的にこの世から去る時には、強い不安感と恐怖心があり、それは深い納得感でしか拭い去る事が出来ないということです。
ですから、心の平安を保ち、毎日を幸せに生きていく為には、常日頃から、
●充実感、満足感、納得感
を得て生きているかどうかを、真剣に考えていけると良いと思います。
3.充実感と満足感を感じて生きていくということ
充実感と満足感を感じて、なおかつ納得感を感じて生きていくことが心の平安を保つ上で大切だという事が解りましたが、しかし一体どの様にしたら充実感と満足感を持って生きていくことができるのでしょうか?
ひとりひとりが置かれている環境や状況、生きて来た人生や時代背景によって、充実感と満足感を感じるために出来ることは変わります。
しかし、私達ひとりひとりが共通して出来る事としては、
●毎日、あなたが何に対して感謝をしているのかを書き記しながら、発音する
●毎日、あなたが感謝している人達に対して、感謝の言葉を具体的に伝える
●毎日、あなたが持っている能力と与えられている環境に感謝をする
●毎日、あなたが愛している人に相手が求めている愛の言語を使って愛情を伝える
●毎日、あなたが元気づけられる言葉であなたの心を満たす
という事になります。
そして同時に、
●あなたは、あなたの人生や仕事、置かれている環境に深い納得感を持っているか
●あなたは、あなたの口から出る言葉や言動が人を笑顔にする為に行えている事に納得が出来るか
●あなたは、あなたの慈愛の心を使って他者を助けていく事が出来ているか納得できるか
ということを考えていくと、倫理観が強く、人情に厚い優しい側面を育む事が出来るのかもしれません。
愛情と優しさがなくては、何をやっても上手くいかず、結果、納得感が無い人生になってしまうかもしれません。
ですので、まずは感謝することを忘れずに、加えて、納得感を持って毎日を生きていくことが出来ているか、という質問を自らに問いかけていけるといいのかもしれませんね。
皆さんの心の平安と幸せな日々が保たれる事を願っています。
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ライフコンサルタント
伊藤 峻