男女関係が悪い時に起こる事とその理由について
こんにちは。
ライフコンサルタントの伊藤峻です。
今回は、『男女関係が悪い時に起こる事とその理由について』について、書いていこうと思います。
皆さんは『男女関係が悪い時に起こる事』と聞いた時にどんな状況を思い浮かべるでしょうか?
それは例えば、
『口論や言い合いが増えてお互いに嫌な思いをする』
『付き合っている方の浮気が発覚する』
『配偶者の不倫が発覚する』
『不倫がバレて慰謝料請求や会社から懲戒処分になる』
『友人同士の中で悪評が立ち、自分のイメージが悪くなる』
『共有財産である預金を勝手に使われていることが発覚する』
『本来必要のない高額な出費をする』
『付き合っている人や配偶者から無理難題をふっかけられる』
『お互いに相手をモノの様に扱い始める』
『お家騒動や遺産相続で揉める』
など、そういった事を思い浮かべるのでしょうか。
事の大小はあれど、どれも男女関係が悪い状態の時に起こりえることになります。
そしてご存知の通り、この様な出来事は私達の心に『怒り』『憎悪』『恨み』などの負の感情を生む原因であり、そしてお互いの心を深く傷つける出来事です。
または、心が深く傷ついてしまった場合、傷つけた相手に対して『どうでもいい』という気持ちにを持ちやすくなります。またそれもまた、負の感情になります。
そして男女の関係がもつれた場合、相手は正気を失い、あなたに恨みを晴らそうと、物理的に害を及ぼしたり、精神的に、経済的に追い詰める言動を取ってきます。
論理的も道徳的にも考えて、『男女の関係は必ず良い方が良い』というのは明らかです。
それでは、なぜこの様なことが世の中に多く見られるのでしょうか。
付き合うこと、そして結婚することは本来、喜ばれることなのではないでしょうか。
そもそも、なぜ男女の間で関係がこうもこじれるのでしょうか?
それでは、男女関係が悪くなるそもそもの原因について書いていこうと思います。
男女関係が悪くなるそもそもの原因
男女の関係が悪くなると人生において、あらゆるアクシデントが発生する可能性があり、時には取り返しが付かない悲惨な結末を迎える可能性もあります。
痴話喧嘩程度であれば良いのですが、浮気や不倫、金銭トラブル、暴力行為、人格批判などそのレベルに到達してしまうケースもあります。
現在では、心の隙間を埋める偽りのモノが多く蔓延る時代であり、社会的背景や日々の生活から『心の隙間』が多くできる時代になりました。
その隙間を埋める為に、不貞行為に気軽に手を染めたり、依存性のある成分を多く摂取してしまったり、気を紛らわす媒体に精神的に依存してしまう方も一定数います。
そんな事をしても、心の平安と幸せは得ることが出来ないのにも関わらず、楽な道に誘導されてしまうのが、私達人間が持つ弱い部分の1つでもあります。
しかし、幸せになることを諦める事が出来ないのであれば、そもそもなぜ恋人関係であれ、夫婦関係であれ、男女の関係はこじれてしまうのかを、知る必要があります。
男女関係が悪くなる、そもそもの原因は大きく分けて3つあります。
そもそも、人生の中での価値観が合っていない
男女の関係が悪くなってしまっている多くの方は、人生の中での価値観が合っていないのにも関わらず、男女の関係になっているケースがあります。
そして、間違ったパートナー選びをしてしまう多くの理由は、人生の中での価値観が合っていないのにも関わらず、相手が持っている社会的な地位、富、名誉、優越感を自分が手に入れ、安定した生活を送りたいという所から来ています。
そして、それは相手に依存する『Needy/ニーディー』の状態に繋がり、男女の関係性が悪くなると、肉体的に、経済的に、精神的に追い詰められる結末に繋がりかねません。
人生の中で私達人間が持つ価値観は、人の数だけありますが、この場では代表的な3つの価値観である、
1.家族が中心(ファミリーセンター)
2.お金が中心(マネーセンター)
3.自分が中心(セルフセンター)
についてご紹介します。
1.家族が中心(ファミリーセンター)
家族中心(ファミリーセンター)という価値観は、自分の人生の軸を『家族と大切な人が安心で安全に暮らせる事を望む』という価値観です。
この価値観を持つ方の多くは、配偶者を尊重し、家族を尊重し、家族と仲良くなるために多くの時間と労力を費やします。そして、家族の為に頑張れる心優しい人達でもあり、同時に家族を脅かす事については、まるで鬼の如く厳しく、対応する傾向があります。
この価値観を人生の中心に置いている方は、利他的であり、心優しい方であり、しばしば他の価値観を持つ方に心無い事を言われたり、攻撃され、痛い目を見る傾向があります。
2.お金が中心(マネーセンター)
お金中心(マネーセンター)という価値観は、自分の人生の軸を『出来るだけ多くのお金を稼ぎ、社会的にも認められ、自尊心を満たす事を望む』という価値観です。
この価値観を持つ多くの方は、お金を稼ぐ事に人生の軸を置いている為、人生の成功とはお金を稼ぎ、裕福な暮らしを手に入れ、この世の贅沢を尽くし、自分がやりたい事を全て手に入れたいと望む傾向にあります。
その為、多くの時間と努力を仕事とお金を増やす事に費やしていきたいと望む傾向にあり、お金をより多く持つことが幸せ、そして社会的に力があるという価値観を持っている傾向があります。
この価値観を人生の中心に置いている方は、利己的であり、よく他人を見下しマウントを取る傾向にあります。
3.自分が中心(セルフセンター)
自分中心(セルフセンター)という価値観は、自分の人生の軸を『自分自身さえ金銭的にも余裕的にも良ければその他の事は一切関与しない事を望む』という価値観です。
この価値観を持つ多くの方は、自分が満足するお金、仕事、社会的地位、娯楽があればそれ以外は心底興味を持たない傾向にあります。
②お金が中心(マネーセンター)の人との違いは、より多くのお金を欲するのではなく、自分がある程度、満足出来るお金さえあれば良いという点です。
この価値観を持つ方は、『利己的でNeedyなタイプ』と『利己的で自立したタイプ』に分けられます。
『利己的でNeedyなタイプ』は自分が欲しい物を他人から搾取しようとする傾向にあるタイプの事を指し、他人に貢がせることで自分が欲しい物を手に入れているタイプです。
『利己的で自立したタイプ』は自分で富と地位を確立しているものの、配偶者が自分が取って欲しくない行動をしたり、自分が他の人に目移りした場合、即相手を切り捨てるタイプです。
この価値観を人生の中心に置いている方は、利己的であり、自分さえ良ければいいので、他人を見下し、マウントを取る傾向は少ないです。
両タイプ共に、自分がより満たされる為に、実用的で専門的な知識を多く学んだり、外見磨きに力を入れる傾向にあります。自分が満たされる為に他人の事は利用できれば利用しますし、利用できなければ利用しないというタイプです。
この大きく分けて3つの価値観がお互いに合っていない場合、言い合いや問題事等のトラブルが多く発生する男女の関係になります。
例えば、
お互いの時間の使い方で揉めたり
お互いのお金の使い方で揉めたり
お互いの考え方や価値観で揉めたり
お互いの態度や言動で揉めたり
その様な些細なことで日々揉め事が多くなります。
そもそも、価値観が合っていない人は選ぶのが違うのではないか?
と思われるかもしれませんが、
『男性は女性の前では鎧を着る』
『女性は男性の前では猫をかぶる』
という先人が残した言葉があるように、人生の中の価値観は、相手の前では隠しているため、心から本音を言い合える関係にならなければ、わかりません。
また、『恋は盲目』という言葉もあるように、相手に夢中になっている状態では、見えない事なのかも知れません。
相手の行動から、どの様な価値観を持っているかをある程度推察することは出来ますが、相手も会話のテクニックや心理学を事前に学んでいる場合が多くあるため、安易な判断はおすすめしません。
本音で話し合える関係を築き、心から話せる状態にならなければ、相手が人生の中で中心にしている価値観はわからないものです。
それでは、この3つの価値観で、利己的な価値観を持っている人達は、悪いんでしょうか?
いいえ、悪くはありません。彼らもまた社会を回す上で大切な役割を持った方です。
ただし、自分のパートナーとして選ぶかどうかを決めるのは、自分自身の判断と責任というだけの事です。
そして、もしも価値観が合わない方をパートナーに選んでしまい、もしも相手と良好な関係を構築していきたい場合は、現実的にやらなければいけないことが沢山多いという『現実』が待っているという事です。
そもそも、適切なコミュニケーション方法を知らない
男女の関係が悪くなってしまっている多くの方は、適切なコミュニケーション方法を知らない傾向にあります。
そもそも、コミュニケーションとは何でしょうか?
コミュニケーションの本質は、『あなたの身なり、仕草、言動、目配り、声色、抑揚、エネルギー、立ち振舞、現在のあなたを表現する全ての情報から、相手が感じ取る情報や印象』のことを指しています。
そして、コミュニケーションは、
『Verbal Communication』 と
『Non-Verbal Communication』で構成されています。
Verbal Communicationとは、言語的コミュニケーションであり、
Non-Verbal Communicationとは、非言語的なコミュニケーションになります。
そして、心理学やコミュニケーション学の中では、私達人間が得る情報の多くは、非言語的なコミュニケーションから来ると言われています。
この部分を深掘りしていくと、非常に深く長い話になる為、コミュニケーションの大まかな概念と、男女の関係を良くしていく上で、ある程度抑えておくべきポイントのみ記載していきます。
適切なコミュニケーションとは大きく分けて3つあり、
1.人として道徳的なコミュニケーション
2.男性が女性にするコミュニケーション
3.女性が男性にするコミュニケーション
になります。
それでは1つ1つ見ていきましょう。
1.人として道徳的なコミュニケーション
これは私達人間誰しもが1人1人意識して身につけていかなければいけないコミュニケーション方法です。
それでは、道徳的なコミュニケーションとは一体どの様なものでしょうか?
道徳的なコミュニケーションとは、状況を冷静に客観的に見て、相手を尊重し、礼儀を尽くし、論理的に言葉を話していくコミュニケーションの事です。
そして昨今、多くの方に欠けているコミュニケーション方法の1つでもあります。
今も昔も変わりませんが、感情に任せて怒鳴り散らしたり、乱暴な言葉づかいや、悪意のある単語を、平気で口にする人達がいます。
そして、ぶっきらぼうで、心がない話し方をする方や、相手を尊重する発言をしない失礼な方も見かけます。
お年寄りに限っては、まるで失うものが無いかの様に、無礼なコミュニケーションを取る人達も見かけられます。いわゆる、『老害』というやつです。
相手も1人の立派な人間ですので、マナーと道徳を持って、感情的になることなく、冷静に、客観的にコミュニケーションを取ることが出来なければ、健全な人間関係は構築することは難しいです。
健全な人間関係の場合、相手とのコミュニケーションは、礼儀に始まり、礼儀に終わります。
会話には相手への配慮と気遣いがあり、相手を思いやる心が存在しています。
もし、基本的なコミュニケーションが難しいのであれば、コミュニケーションやマナーの専門家に助けを求めて習得するのが最善です。
道徳的なコミュニケーションは、健全な人間関係を構築する上で必須です。
2.男性が女性にするコミュニケーション
男性が女性に対する適切なコミュニケーションを知らなければ、男女の関係は良くなることは、まずありません。
『女心1つ分からない様では、世界の半分も分かっていない』
という言葉があるように、女性と心から繋がるコミュニケーションを取る為には、まず男性が歩み寄っていく必要があります。
男性には女心全てを理解することは非常に難易度が高い為、私達男性陣はひとまず『70点くらいの及第点』を目指すことから始めましょう。
女性を最愛のパートナーにするのかは、男性次第でもあるという事を肝に命じておきましょう。
女性と良好なコミュニケーションを取るには、いくつか事前に知って置かなければいけない基礎知識があります。
それは、女性は『共感型』の脳を持っているということです。太古の狩猟時代から女性は自分と自分の子供を守るためにコミニュティを構築してきました。
強固なコミニュティを構築するには、お互いに心が通じ合うコミュニケーションをする必要が合った為、お互いに共感する話や、お互いに心が繋がる話をして、自分は1人ではないという安心感を保ち続けて来ました。
その背景から、多くの女性は『相手に話を聞いてほしい』という想いを持っています。
もしもあなたが男性で、女性との関係を良くしたいと願うのであれば、まずはあなたが女性が求めるコミュニケーションを取ることが必要です。
パックリーダーコンサルティングでは、女性から魅力的に思われる男性になりたい方に向けて、更に詳しい内容を提供しています。ぜひ学び、女性から尊敬され、尊重されるイイ男になる秘訣を学んで下さい。
3.女性が男性にするコミュニケーション
女性が男性に対する適切なコミュニケーションを知らなければ、男女の関係は良くなることも、またありません。
しかし、多くの女性は男性よりも強かですので、彼女たちは独自のネットワークから、男性を射止めるコミュニケーション手段を心得ている傾向があります。
『豚もおだてりゃ木に登る』
という言葉があるように、基本的に男性はおだてて、褒めて、自尊心とプライドを満たせば良いという知識が女性の間では基礎中の基礎です。
しかし、世の中にはそれをされても価値を感じない男性も多く存在しています。
その男性には一体どの様なコミュニケーションを取っていけば良いのでしょうか?
それにはまず、男性心理と男性が求めるコミュニケーション方法を熟知する必要があります。
男性は『問題解決型』の脳を持っています。これは古代から男性は論理的な思考と肉体を使い、食料を確保し続ける事が役割だったからです。
そして、多くの男性が好むコミュニケーションスタイルは、『情報伝達型』になります。
『情報伝達型』のコミュニケーションとは、『正しい情報を簡潔に話す』というものになります。
なぜなら、短く簡潔で的確な情報を男性に伝えなければ、男性側が会話する事をストレスに感じてしまう傾向にあるからです。
これは仕事中の、上司と部下の関係と似ています。
明瞭完結に上司に報告しなければ怒られるのと同じ様に、男性には簡潔に話をしなければ、次第にイライラし始める方も多く見られます。
男性と良好な関係を構築したいと思うのであれば、『褒める』『正しい情報を簡潔に話す』というのが第1歩になります。
そもそも、お互いの優先順位が合っていない
男女の関係が悪くなってしまっている多くの方は、お互いの優先順位が合っていない傾向にあります。
人生の中の優先順位とは、誰しもが持っている価値観であり、その価値観の中身です。
例えば、
お金を稼ぐこと
友人と楽しく過ごすこと
仕事で認められること
自分の能力を高めていくこと
家族を大切にしていくこと
欲しい物を手に入れること
など、様々なことがありますが、人それぞれ無意識に優先順位をつけて行動しています。
そして、相手が持つ人生の中での優先順位と、あなたが持つ優先順位に大きな違いが出てしまった時に、些細な言い合いや男女間でのトラブルが発生してしまいます。
ここで取れる選択肢は、
1.片方が相手の価値観に合わせる
2.両方が相手の価値観に合わせる
3.両方とも自分の価値観に従う
4.相手の価値観を自分の価値観に無理やり合わせる
というものになります。
男女の関係に問題がある方の多くは、
4.相手の価値観を自分の価値観に無理やり合わせるか、
1.片方が相手の価値観に合わせて、最終的に我慢できずに爆発する
といったケースが多く見受けられます。
それでは、その様な事を回避していく為には一体どうすればよいのでしょうか?
そして、男女の関係を上手く構築していき、心の平安と幸せを分かち合える関係になるには、一体どの様な方法があるのでしょうか?
そして、現実的にどの様な行動をしていけば良いのでしょうか?
もしもあなたがご興味がおありでしたら、個別のコンサルティングを受講し、その知識を身に着け、現実で実行してみてください。
幸せになるためにできることは、まだあるかも知れません。
■生きづらいと感じている方向け【ファインディング・ユアセルフ・コンサルティング】
■『女性から尊敬され、慕われる魅力的な男性になる事を手助けする』パックリーダー・コンサルティングはこちらから
■60分単発セッション(60 Minutes Single Session)
※お気軽にお問い合わせ下さい。
ライフコンサルタント
伊藤 峻
One Comment
Comments are closed.