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人間関係を悪くする、10個のリレーションシップキラー

こんにちは。

ライフコンサルタントの伊藤峻です。

本日は、『人間関係を悪くするリレーションシップキラー』について書いていこうと思います。

『Relationship Killer/リレーションシップキラー』とは文字通り、本来大切に積み上げていくべきである関係を壊すものです。

私達人間は誰しも生きていく中で他の人と協力して生きていく社会性のある生き物です。

それは、友人であっても、職場の同僚であっても、恋人であっても、夫婦であっても、家族であっても、良い人間関係を構築する上で知っておくべき知識が『Relationship Killer/リレーションシップキラー』になります。

それでは、一体どうゆう行動が人間関係を壊す『Relationship Killer/リレーションシップキラー』に該当するのでしょうか?

それは大きく分けて10個あり、

1.相手を尊重する言動を取らない

2.相手に配慮する言動を取らない

3.相手の意見を肯定する言動を取らない

4.相手に対して不平不満を示す言動を取る

5.相手を非難する言動を取る

6.相手に嘘をつく

7.相手との約束を守らない

8.自分の言動に責任を持たない

9.お互いに慈愛の心を持ち行動しない

10.大切な物や人をないがしろにする言動を取る

というものになります。

それでは1つ1つ見ていきましょう。

相手を尊重する言動を取らない

相手を尊重する言動を取らない場合、それは人間関係を大きく壊し、私達が持つ『慈愛の心』を深く傷つける行為になってしまいます。

理由は、相手を尊重する言動を取らない場合、それは幸せとはかけ離れている行動である、相手を思い通りにコントロールしようと思う、『悪意』に繋がるからです。

幸せの中には、『自由意志』があります。

私達誰しも人間は、ひとりひとり自分の言動を選べる『自由意志』が備わっています。

もしも相手の意志や想いを尊重することが出来なかった場合、相手の自由意志は奪われ、心から大切にされていると感じる事も出来なくなります。

それでは、相手を尊重する言動とは一体どういったものなのでしょうか?

相手を尊重する言動とは、相手の想いや考えを冷静に見て、相手の意志や意見、相手の言動をありのまま受け止めてあげる事です。

つまり、もしもあなたとは違う意見や考えを持っている人がいたとしても、それを批判せず、冷静に受け止めてあげるということです。

あなたの価値観に当てはめる為に、相手を否定したり非難する言動をあなたが意識的に取らないという道を選択する事です。

相手を尊重する言動を取ることが出来ない多くの方は、もしも相手が自分と違う考えや価値観を持っている場合、自分の価値観に合わせる様に相手を説得したり、どちらの価値観が真実かを議論し始めたり、相手を頭ごなしに否定したりする言動を取ります。

本当に幸せになり、本物の愛と人間関係を人生の中で手に入れていきたいと思う場合、相手をコントロールする様な言動はNG行為になります。

私達人間はひとりひとりの意見と価値観を尊重し、幸せを感じ取る『慈愛の心』をお互いに守って行くことが、健康な人間関係を構築していくために、私を含め、ひとりひとりが気をつけていく事です。

相手を無理やり型にはめて変えようとしたり、相手に考える時間を与えず、選択の自由を与えないこと、そして相手に断る自由を与えないことも、相手を尊重する言動を取らない行為になります。

もしも自分が相手に対して頼み事をした時に、相手が断ったとしても、思い通りにならないからと不貞腐れたり、相手に感情をぶつけるような、相手を尊重しない言動をとらない事を選ぶことが重要です。

相手には頼みを断る『自由意志』があります。

相手の意見と考え、そして価値観と『自由意志』を尊重し続けることが、相手を尊重していくことであり、私達人間がひとりひとり常日頃から気をつけていく事です。

なぜなら、相手を尊重しない言動を取るということは、相手の幸せを願わないという事になるからです。

私達はひとりひとり『慈愛の心』を満たし、幸せになるために生まれてきました。

相手の幸せを願い、『慈愛の心』が守られることを願いつづけることが、相手を尊重する事に繋がります。

相手に配慮する言動を取らない

相手に配慮する言動を取らないことは、相手を尊重しない事にも繋がる行為です。一般的に、相手に配慮する言動の事を『思いやり』と呼んでいます。

『思いやり』という言葉を聞いた時に、皆さんはどの様な行為が思いやりだと考えますか?

例えば、

相手が嫌な想いをするような事はしない

相手が悲しむ様な言動をしない

相手が望んでない事はやらない

相手を傷つける自分勝手な行動はしない

相手に優しく親切な態度で接する

相手の話に耳を方向け、相手の想いを素直に受け止める

相手の幸せを願い、相手が望むお手伝いをする

そのような事を思い浮かべるのではないでしょうか。

そのどれしもが思いやりがある行為であり、そしてそれは相手ありきで発生する行為です。

幸せのなかには、『相手に対する深い思いやり』があります。それを、相手に配慮する言動を取ると言います。

本当の意味で幸せな、健康な人間関係を作っていく為には、『自己中心的な行為』をやめていく必要があります。

例えば、

自分のネガティブな感情を他人にぶつけることで、ストレスの発散をすること

相手の自由意志を奪い、マウントを取り差別していくような言動をすること

家族みんなが幸せになることを願わず、子供や家庭のことを全て誰かに押し付けること

家にいても家事に協力せず、携帯やテレビ、漫画などの娯楽に没頭すること

同僚の仕事ぶりが悪いからと言って相手を批判する言動を取ること

それら全ての行為をやめていくことが、本当の意味で幸せな、健康な人間関係を作っていく事に繋がります。

思いやりの心をもち、相手の事を想い、相手が望む事を現実で行い、お互いに『慈愛の心』を満たしていくことが、強固な信頼がある人間関係を構築する上で大切です。

相手の意見を肯定する言動を取らない

相手の意見を肯定する言動を取らない事は、相手を否定し非難する行為に繋がり、そしてそれは人間が持つ『怒り』『憎悪』『嫌悪』といったネガティブな感情を誘発する原因になります。

深い人間関係を構築していき、幸せを満たしていきたいのであれば、意識的に気をつけていかなければいけません。

相手の意見に肯定的な言動を取らない状態というのがどういったものになるかと言うと、

『今週末〇〇に行きたいんだけれど、一緒にいかない?』と言った時に、『いいや、せっかく出かけるなら〇〇よりも■■の方が良いな』

と、相手がやりたいと言っている事に対して、自分の意見を言ってしまうことが該当します。

一見普通の会話に見えますが、誘った相手からすれば、『せっかく誘ったのになんか残念』と少しもやもやした感情が生まれてしまい、心のそこから楽しむことが出来なくなってしまいます。

私達人間には、相手がやりたいと言っている事を断る『自由意志』も存在しますが、相手の幸せを願い、相手がやりたいといった事に賛同して共に楽しむという道も存在しています。

時には相手の意見が明らかに人として倫理観と道徳観に欠けていた場合、私達は自分の身を守るために、徹底的にバウンドリー設定をし、冷静に対応する必要があります。

相手が言っていることが人間関係を深める上で良いことであり、倫理的に道徳的にも良いのとなのであれば、相手の意見ややりたいと言っている事を肯定し、良い人間関係を構築する事を選ぶことが幸せになるために必要な事です。

仕事面で相手の意見を肯定する言動を取る事は、相手の考えや意見に対して良い側面を見つけ出し、相手の意見に賛同していく言動を取ることが、職場での人間関係を良くしていく事に繋がります。

相手の意見を否定する言動を取ってしまったり、自分の意見を相手の意見に被せて相手をコントロールしようとすることは、人間関係を壊す事に繋がりかねません。

自ら素直になり、相手の意見に賛同していく事は、相手との信頼関係を深め、『慈愛の心』をお互いに満たしていく為に必要になります。

相手に対して不平不満を示す言動を取る

相手に対して不平不満を示す言動を取ることは、相手を非難する事と相手の言動をコントロールする事に繋がります。

不平不満とは、現実の日常で発生するあらゆる問題に対する不満や、ネガティブな感情の事を指します。

例えば、

仕事や給料に対する不満

人間関係に対する不満

親子関係に対する不満

夫婦関係に対する不満

自分の置かれている状況に対する不満

など、不満を挙げていったらきりがないのかも知れません。

しかし、不平不満を他人と共有する事は、健康な人間関係の構築から大きくかけ離れる事に繋がり、幸せとは真逆の『慈愛の心』が傷つく関係に発展してしまいます。

『相手に対して不定不満を示す言動』とは一体どの様な言動の事を指すか、皆さんはどの様な想像をされるでしょうか?

例えば、

今日あった嫌な出来事やムカつく出来事を相手に話す

満たされない現状に対して嘆くような事を相手に話す

ストレスや嫌に感じている不満を相手に話す

職場であったストレスに感じることを相手に話す

給料が上がらない愚痴を同僚や家族に話す

その様な事を想像されるのではないでしょうか?

もしもあなたが、日々の生活の中の会話に不平不満をや愚痴を多く口にしてしまう場合、あなたの脳内ではマイナスの高速道路が構築され、不安とストレスに苛まれる原因を作る事に繋がります。

そしてネガティブな思考は他の人にも伝染し始め、不安と恐れを強く心の中に構築してしまう事に繋がりかねません。

私達人間は、幸せになるために生まれてきました。幸せになるためには、健全な人間関係を構築し続けることが必要です。

そして、私達ひとりひとりが持っている『苛立ち』『理不尽な境遇』に対して愚痴や不平不満を言うことを、意識的に手放していくことが必要になります。

愚痴や不平不満を言う方の多くは、

『話を聞いてもらいたい』

『悩みを共有してひとりじゃないと安心したい』

『自分の気持をすっきりさせたい』

『自分の心の内にある感情を誰かに受け止めて貰いたい』

という動機から、相手と会話をする時に無意識のレベルで口にしてしまいがちです。

しかし、健康な人間関係を構築していくためには、お互いがお互いが持つ『慈愛の心』を満たし続けていくことが大切であり、それにはネガティブな言葉よりも、相手の心に寄り添うポジティブな言葉を投げかけていく必要があります。

お互いに、この人と居たら幸せでポジティブになれるという強い信頼を、人間関係の中で構築していく必要があります。

そのためには、相手に対して不平不満を言うことを意識的に手放していくことが必要です。

相手を非難する言動を取る

相手を避難する言動を取ることは、人間関係を壊していく大きな要因になります。理由は、相手を非難する言動を取った場合、相手の心を深く傷つけ、相手の心に大きな傷をつけることに繋がるからです。

相手を非難する言動と聞いた時、皆さんはどの様な言動を思い浮かべますか?

相手の欠点や過失を取り上げて、感情的に責め立てる

相手の出来ない事を取り上げて、叱咤する

相手の悪い部分を見つけて、改善する様に責め立てる

相手の言動が自分の期待と違かったた為、責め立てる

相手の態度が気に入らず、感情的に怒鳴り散らす

といった事を思い浮かべるのではないでしょうか?

そのどれもが相手を非難する言動の1つであり、『相手を攻撃する言動』の1つです。

非難する事は、相手を攻撃して自分の思い通りに変えようという、幸せから1番かけ離れている行為です。相手をコントロールするという行為には、『愛情』はありません。

愛情がないのですから、当然、健全な人間関係を構築して心が休まる、穏やかな日々を構築することは出来ません。

当然のことながら、感情的に非難された側の心は深く傷つき、最終的に自分自身を守るために、心のシャッターを完全に閉める状態になります。

すると、自分自身を守るために心のシャッターを完全に締めた状態の態度が気に入らず、相手の態度を自分の思い通りに変えようと、非難した側はまるで追尾ミサイルの様に、更に感情的になって相手を非難する言動を取ります。

相手を非難する言動を取ることは、人として絶対にやってはいけない行為であり、それは私達ひとりひとりが持つの『慈愛の心』を壊してしまう結果に繋がりかねません。

相手の事を尊重し、相手の自由意志を尊重し、相手を変えようとせず、相手の幸せの為に愛のある行動を一貫して行うことが、人間関係を深く強固にする為に必要な事です。

例えどんな状況であったとしても、私達がひとりひとり持つ感情は、自分で適切にコントロールしていく必要があります。

相手を尊重せず、感情的に相手の悪い所や気に要らないことを責め立てる行為は、幸せから一番遠い行為です。

健康な人間関係を構築するには、相手を尊重し、肯定し、認めていくことが必要です。

相手に嘘をつく

相手に対して嘘をつく行為も、人間関係を壊す1つの行為です。理由は、嘘を付く相手は信頼できず、人間関係を構築していくことが困難になるからです。

『嘘』とは不思議なモノです。なぜなら、誰にも『嘘』を付くことを良いことだと教えて貰っていないのにも関わらず、子供の時に人間誰しも一回は嘘を付くからです。

嘘にはいくつかの種類がありますが、代表的な嘘は、『人を騙す嘘』『自分を守る嘘』『相手を喜ばす嘘』などではないでしょうか?

『人を騙す嘘』は相手を利用したり、相手に嘘を信じ込ませたり、意図的に相手に嘘の情報を信じ込ませる為に使われる嘘です。

『人を騙す嘘』は多くの場合、浮気や不倫などの不貞行為を行っている方が多く使用している傾向にあります。自己中心的な行動を正当化する為、相手を騙して利用し続ける為に使用される嘘です。

これは、人として幸せになりたいのであれば避けるべき行為です。なぜなら、嘘を疲れた側の心には、相手への疑念が生まれ続ける事になり、その状態では『慈愛の心』は深くき続く結果になるからです。

人間の心はそんなに強くありません。なぜなら、相手に優しくし、相手を尊敬し、相手を慈しみ、相手の痛みが分かるように、わざと弱く作られているからです。

そしてそのか弱い心があるからこそ、私達人間はひとりひとり幸せになる事を、人生の中で求め続けます。

人を騙す嘘は、健全な人間関係を構築する際に障害となるものです。

『自分を守る嘘』は自分を過度によく見せたいと思うときや、相手から嫌われないる事を避ける為に使われる嘘です。

愛していないのに、相手から嫌われるのを避けるために愛していると言ったり、

信頼していないのにも関わらず、周囲から嫌われるのを避ける為に信頼していると言ったり、

あまり嬉しくもないのに、相手にから嫌われるのを避けるために、嬉しいと言ったり、

その様な嘘が該当します。

自分を守るために付く嘘は、よく子供の時に『親から怒られるのが嫌だから嘘を付く』というものです。

この嘘を使用するのは賛否両論あるとは想いますが、人間関係を良く構築していく為には、数量の自分を守る嘘を使う時が来るのかも知れませんが、その嘘がバレた時、周囲の人の心には疑念が生まれるのもまた事実です。

ですので、健全な人間関係を構築する事を諦めなられないのであれば、あまり嘘を多用しない方が賢明だという事です。

『相手を喜ばす嘘』とは相手と良好な関係を築くために、相手を傷つけない為に付く嘘の1つです。これを英語では、『White Lie/ホワイトライ』(白い嘘)と言います。

例えば、相手と親密になるために、心の底では思っていないのに『格好いい』『可愛い』『綺麗』『素敵』と外見を褒める言葉を使うことが該当します。

また、相手が傷つく事実だとしても、相手の心を傷つけない為に意図的に嘘を付くというものも、相手を喜ばす嘘に該当します。

こちらも賛否両論が分かれるものでもあるので、自己判断で使って下さい。

しかし、せっかく褒めてくれるのであれば、心から気持ちが籠もった言葉を投げかけて貰えたほうが、嬉しいですよね。

相手との約束を守らない

相手との約束を守らないことも、人間関係を悪化させる原因の1つになります。

理由は、約束を大切にされなかった側は、裏切られた気持ちになり、嘘を付かれた、騙されたという気持ちを抱き、『慈愛の心』が深く傷つけられる結果になるからです。

健全な人間関係を構築する際には、『有言実行』が必須になってきます。

約束を守るというのは、愛情と幸せを人生の中で感じる中でとても重要な項目の1つです。

なぜなら、『愛情』とは一貫して『有言実行』をする忍耐力であり、現実的な行動であるからです。

愛情がなければ、健全な人間関係を構築していくことは、不可能に近い状態になります。なぜなら、言ったことをやらない人を信用することは出来ず、深い信頼関係と絆が生まれる事はないからです。

言ったことをやらない方の多くは、『人を騙す嘘』を多用し、人を騙し、自分を正当化する傾向にあります。

こういった方と人間関係を持つと、あなたの心の中には深い疑念と不信感が生まれ、あなたの『慈愛の心』は深く傷つき、疲れ果ててしまいます。

これは、親子関係であれ、兄弟関係であれ、仕事関係であれ、夫婦関係であれ、恋人関係であれ、有言実行をしない人は信用されず、いい関係を構築することは難しくなります。

私達人間は誰しも体と心が疲れる生き物です。疲れたのであれば、休めば良いのにも関わらず、頑張り屋さんであるあなたは、『有言実行』をする為に頑張ってしまいます。

出来ることを、あなたのペースで、あなたにとって適したやり方で、休憩しつつ、やっていけば良いのです。

ですので、健全な人間関係を構築する上で、相手との約束を守り続けることが、とても大切になってきます。

自分の言動に責任を持たない

自分の言動に責任を持たないことも、人間関係を壊す要因の1つです。理由は、本来自分で管理しなければいけない事を相手に強要し、八つ当たりしてしまう事に繋がるからです。

八つ当たりされた側としては、不愉快な気持ちになり、心を閉ざすか距離を取るかを選択しなければいけなくなります。

そういった状態では、健全な人間関係を構築していくことが困難になってしまいます。

自分の言動に責任を持つとは、一体どの様なことか想像が付くでしょうか?

それは、前述した『有言実行』に近いことかも知れません。

そして、『自分が行った事に責めを負うことや、仕事上の責任を自分が取る』と言った事かもしれません。

その他に、私達ひとりひとりが責任を持って管理していく必要があるものを、ご存知ですか?

それは、『自分自身の言動、自分自身の持つ感情、自分自身の意思決定、に対して責任を持って適切にコントロールしていく事』です。

私達は無意識に感情を出してしまう生き物でありますが、自分の感情や抱く考えを適切にコントロールしていく責任があります。

それは、良い感情も、悪い感情も含めて両方とも適切に誘導していく必要があるということです。

適切に感情をコントロールすることが難しくなってしまった場合、相手に対して苛立ちの感情やネガティブな言葉をぶつけてしまったり、冷静に対応することが難しくなってしまいます。

そしてその行為は、相手と自分の『慈愛の心』を深く傷つけ、人間関係を悪化させる原因になりかねません。

自分が抱く感情は、自分が適切に管理していく必要があります。

もしも仮に、誰かの心無い言動であなたが傷つき、『怒りの感情』を持ってしまったとしても、その『怒りの感情』を適切に管理していく責任は、私達1人1人が行う責任があるという事です。

世の中には自分の感情を適切にコントロールすることが出来ず、怒りの感情をあらわにし、相手を傷つけてしまう人も一定数います。

ですから、健全な人間関係を構築する為には、私達ひとりひとりが適切に感情をコントロールし、相手を尊重し、心ある言葉を投げかけ、『慈愛の心』を満たしていくことが重要になります。

お互いに慈愛の心を持ち行動しない

お互いに慈愛の心を持たずに行動することは、相手の心を傷つけ、人間関係を壊してしまう原因になりかねません。

理由は、人間は愛情によって心が満たされ、幸せを感じるように作られているからです。

お互いがお互いを尊重しあい、相手を慈しむ心を持ち、心ある行動を一貫して行い、お互いが幸せになるために協力することが、健全な人間関係を構築していくために必要な事です。

仕事でも、家庭でも、私達は日々困難な事に立ち向かい続けなければいけません。生きるとは本当に大変な事です。そんな現実に1人で立ち向かうことは非常に困難です。

ですが、『慈愛の心』をもち、お互いに励まし合い、幸せになる為に現実で行動していくことが出来れば、それはなんて幸せなことでしょうか。

大切なのであれば、ちゃんと一貫して大切にしていくことが大切です。それが、もしも人生の中で与えられたパートナーであれば、より一層大切にしていかなくてはいけません。

仕事でも、人を大切にし、慈愛の心をお互いが持ち、お互いが出来ることで助け合っていくのがとても大切です。

大切にされない方は、心が疲れ果て次第に立ち上がることが出来なくなってしまう日がきます。そうなってからでは遅いのです。

健全な人間関係を構築するためには、お互いに慈愛の心を持って、相手を尊重し、行動しつづけましょう。

とても、大変なことですが、幸せになる為にはやる価値のあることなのではないでしょうか?

大切な物や人を蔑ろにする言動を取る

大切な物や人を蔑ろにする言動を取ることは、健康な人間関係を構築する上で障害になることの一つです。

理由は、大切な物や人を蔑ろにする言動を取った場合、相手の心は深く傷つき、否定された気持ちになり、心を閉ざしてしまうからです。

人間とは、本当にか弱い心を持って生まれて来ました。

しかし、現代では本来人間に備わっている『慈愛の心』を大切に扱わず、馬車馬の様に頑張り続けることを良しとする風潮が、まるで湿った濡れ落ち葉のように蔓延っているのが露見しています。

大切なものや人を蔑ろにするとは、どの様な状況であるか想像が付くでしょうか?

相手の趣味や好きな事を快く思わない

相手が大切にしている人や物を大切にしない

相手がやりたいと言っている事に否定的な言葉を投げかける

相手からの贈り物や感謝を素直に受け取らない

相手からのポジティブな言葉を素直に受け取らない

相手が幸せになることを心から応援出来ない

相手が自分より幸せである事を認めたくない

相手の考えや価値観を認めたくない

この様な事を思い浮かべるのではないですか?

そしてそのどれもが、本来私達人間が持つ考えで有るべきでない大切なものや人を蔑ろにする言動になっています。

相手の健全で良い人間関係を築いて行くことを決めたのであれば、この様な言動を取ることを意識的に手放していくことが必要になります。

相手も1人の人間であり、尊重され、幸せになるために生まれてきました。

あなたも1人の人間であり、尊重され、幸せになるために生まれてきました。

相手も1人のか弱い『慈愛の心』を持って生まれてきた人間です。

あなたも1人のか弱い『慈愛の心』を持って生まれてきた人間です。

相手が大切にしている事は、大切にしてあげなければ、本当の意味での健全な人間関係を構築することは出来ず、あなたの心の中には常にストレスと苛立ち、そして怒りの感情がまるで嵐の様に渦巻いてしまいます。

『本当に大切であれば、勝手に手放すな』

『大事ならちゃんと大事にしろ』

これは、私の大切な人が言ってくれた言葉です。

勝手に手放し、本来大切にしたかったものを、大切にしなかった結果、全てを取り上げられる事は、想像に難くないはずです。

今からでも遅くありません。取り返しが付かない事になる前に、あなたはあなたの人生の中で本当に大切な物や人を見つけ出し、一刻も早く現実の世界で『慈愛の心』を満たしていくことを継続し、他人に優しく、自分にも優しくしていかなくては、永遠に幸せと愛情を感じ取ることが出来なくなってしまいます。

その道は、非常に辛く、過酷で、険しい道になります。

その道は、非常に寂しく、暗く、冷たい道になります。

いつの時代にも、『慈愛の心を持った優しい人間』『慈愛の心を持たない冷たい人間』が存在しています。

あなたは、一体どちらの人間になり、どういった世界を現実で生きていきたいですか?

あなたには、選択をする『自由意志』があります。

そして、あなたの選択は、あなたの人生の責任であり、誰もあなたを捌いたり罰を下すことが出来ないものです。

誰に話を聞いてもらっても、懺悔しても、謝っても、全て取り上げられてからでは、もう遅いのです。

人間が本来生まれ持った『慈愛の心』を大切にされない現代では、誰しもが不貞腐れたくなるものです。

ですが、私達には『不貞腐れて行動しない未来』と、『たった1枚のゴールデンチケットに、全人生を掛ける』という選択の『扉』があります。

あなたは、あなたの責任において、どちらの『扉』を選びますか?

私もまた一歩、足を進めることが出来た事を感謝しています。

そして、この記事を書き上げることが出来る機会を与えて頂いたことに、深く感謝しています。

感謝が絶えない日々ですが、この記事を読んでいる方の幸せと心の平安が保たれ、あなたが本当に大切にしたい物と人達が大切にされ、『慈愛の心』が満たされる日々を、祈っています。

それでは長くなりましたが、またお会いしましょう。

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