男女の関係を悪くする5つの会話パターン

こんにちは。

ライフコンサルタントの伊藤峻です。

本日は『男女の関係を悪くする5つの会話パターン』について書いていこうと思います。

皆さんは『男女の関係を悪くする5つの会話パターン』と聞いた時に、どんな会話を思い浮かべますか?

例えば、

『相手を責めるような発言をしてしまったり』

『感情に任せて自分の意見を言ってしまったり』

『相手からのアドバイスに対して反抗心を言葉を発してしまったり』

『不安を解消したいからか相手を質問攻めをしてしまったり』

『相手の言動を正そうとつい口出しをしてしまったり』

そういった事を思い浮かべるのではないでしょうか?

そのどれもが男女関係を悪くする典型的な例です。

普段私達が誰かと会話をする際に、無意識に言葉を発している事が多いです。そしてそれは、プライベートであればあるほど、私達は無意識に言葉を発し、お互いにコミニュケーションを取っています。

仕事では、上司、同僚、取引先、そしてお客様に、『正確で的確な伝わる言い回し』を頭の中で意識的に考え、円滑なコミニュケーションを取ることを心がけます。また、相手の意図を正しく理解しようと、相手が言ったことを再度確認する『確認作業』を怠りません。

そうする事で、上司、同僚、取引先、そしてお客様からの『信頼を獲得』し、多くの仕事を任せて貰えるようになり、最終的に『給料アップ』に繋がるからです。

では、なぜ男女の関係では、仕事と同様に、意識的に頭の中で相手に伝わる言い回しを考え、文章を作り、相手と同じ温度感で、話をすることが出来ないのでしょうか?

あなたも、恋をしている時、相手と男女の関係になりたいと強く思っている時、意識的に頭の中で、相手があなたの事を好きになってくれるように文章を作り、相手に伝わる言い回しをご準備されていたのではないでしょうか?

勘のいい方は既にお察しの通り、男女の関係で適切なコミニュケーションが出来なくなってしまう理由は、『仕事ではなく、プライベートだから』です。

お給料も発生しませんし、努力をしてもあなたの銀行口座には一銭も入ってこないものですから、ついつい『気を抜いて、砕けたコミニュケーション』をしてしまいます。

そして、『気を抜いた砕けたコミニュケーション』を続けると、

『男女の関係を悪くする5つの会話パターン』にたどり着くのです。

『男女の関係を悪くする5つの会話パターン』とは、

(1)『私が正しい。お前は間違ってる。』お説教パターン

(2)『私はあなたには、絶対従わない。』反論パターン

(3)『私達はいつも平行線。同じレールは走らない。』平行線パターン

(4)『何で。どうして。ちゃんと説明して。』取り調べパターン

(5)『私は被害者あなたが悪い。』悲劇のヒロインパターン

であり、この会話パターンを熟知していないと、現在あなたとあなたの大切な人が、どの様な会話パターンをしてしまっていて、なぜ良くないのかが分からず、男女の関係がギクシャクしても、軌道修正することが難しくなります。

それでは1つ1つ見ていきましょう。

男女の関係を悪くする5つの会話パターン

(1)『私が正しい。あなたは間違ってる。』お説教パターン

男女の関係を悪くする5つの会話パターンの1つ目は、『私が正しい。あなたは間違っている。』という、何気ない日常の会話をした際に、相手からお説教じみたことを言われる会話パターンです。

例えば、

『今日天気予報を確認するのを忘れて、傘を持ってくのを忘れてしまって、結構雨に濡れちゃったんだよね。』と言った時に相手から、

『天気予報を確認しないお前が悪いんだよ。』

『傘を持ってかないお前が悪いんだよ。』

『雨がふるかもしれないんだから折りたたみ傘を携帯した方がいいって、そんな常識も知らないの?』

と、意図しないお説教と、あなたが悪いと否定する会話をしてしまうのが、

『男女の関係を悪くするお説教パターンの会話』になります。

その他にも、

『今日〇〇という事があって凄く大変だったんだ。カクカクシカジカ(状況説明)。それで、今日は本当に大変で疲れたんだ。』

と言った時に相手から、

『そんな事言ったって仕方ないじゃん。』

『そんなこと言ったって大変なのはあなただけじゃない。』

『たかがそのくらいで大変とか言わない。私だってあなたよりもっと頑張っている。』

『世間一般のみんなはもっと大変で頑張ってる。』

と、あなたの努力や苦労を聞かず、お説教を通して『苦労マウント』を取ってくる様な発言をするのが『男女の関係を悪くするお説教パターンの会話』になります。

そして稀にどこの誰かもわからない、『みんな』という『同調圧力がはびこる社会では無敵の言葉』を使い、あなたの常識が間違っているといった風にあなたの考えを、否定してきたりします。

この『説教パターン』の悪いところは、

①相手が話してくれた事を、素直に受け取っていない


②相手よりも自分の方が苦労しているといった、誰も得をしない苦労マウントをしている


③同調圧力を悪い方向に利用し、相手の事を否定している


④相手の心に寄り添う言葉をかけていない

という事です。この会話パターンは主に、プライドが高い方や相手より優位な立場でいたいという心理を持っている人に、多く見られる会話パターンです。

そしてまた、過去にあった嫌な出来事が未だに鎮火されておらず、相手に対して嫌悪感を抱いている時は、『相手を傷つけたり、罰を与える目的』で意図的に行っているケースもあります。

いずれにせよ、この様な会話パターンは男女の関係を悪化させる会話パターンになります。もしもあなたが無意識でこの様な会話パターンをしているのであれば、今日からぜひ意識的に避けてみる事をおすすめします。

(2)『私はあなたには、絶対に従わない。』反論パターン

男女の関係を悪くする5つの会話パターンの2つ目は、『私はあなたには、絶対に従わない。』という、何気ない会話をした際に、相手が言ったことに対してすぐに反論するパターンです。

例えば、『今週末、花火でも見にいきたいと思っているんだけど、一緒に行かない?』と言った時に相手から、

『花火ね、いいんじゃない。でも俺は人が沢山いてゴミゴミしてる所に行きたくないけど、まあお前が行きたいならいいんじゃない。』

『花火ね、でも今さ、2人の関係があまり良くないのに、今更そんな事したって何になるの。』

『花火ね、近場ならいいけどさ、現在地から2時間かかるから、そんなの無理だよ。』

と、一見自分の意見を言っているように見えますが、実はこの会話パターンが『男女の関係を悪くする反論パターンの会話』なのです。

相手側としては、意図的に反論している訳ではないのですが、これは相手の提案や言ったことに突っかかるという点において、反論していると受け止められます。

この『反論パターン』の悪いところは、

①相手が言ってくれたことを、素直に受け止められていない


②相手が言ってくれたことに対して、『でも、だって』と突っかかる


③相手が言ってくれたことに対して、否定的に捉えている


④自分のメリットにならないことに対しては、否定的になる

という事です。この会話パターンは主に、プライドが高い方や自己中心的な方、そして問題解決型に多く見られる会話パターンです。

反論された側は、『何を話しても相手は自分の事を全く理解しようとしてくれない』『それどころか自分の事を否定して突き放している』と感じます。

そして次第に、『あなたに話しても意味がない』『あなたと話すのは時間の無駄だ』と思い、その様なコミニュケーション取る方を見捨てはじめます。

この状態では、相手は心のシャッターを完全に降ろしています。

仮にあなたが反省し、反省の態度を見せるために家事や洗濯を急に頑張り始めても、見向きをされない状態にまで状況が悪化するケースが多いです。

もしもこの会話パターンになっているのであれば、あなたはあなたの言動に細心の注意を払う必要があります。

(3)『私達はいつも平行線。同じレールは走らない。』平行線パターン

男女の関係を悪くする5つの会話パターンの3つ目は、『私達はいつも平行線。同じレールは走らない。』という、一見会話をしているのにも関わらず、どこか会話が噛み合っていないし、どこが噛み合っていないかもお互いに自覚していない、『不思議な会話パターン』です。

例えば、

『今日は朝から満員電車に乗って、クタクタになって会社に行ったよ。』

と言った時に、相手から、

『私も今日朝から仕事で〇〇まで車で行ったんだけど、途中で渋滞に巻き込まれて、2時間も遅れれて疲れたわ。』

と、返ってきたとします。どこがおかしいか、あなたには解りますか?

別の例を見てみましょう。

『今日職場の冷房が調子悪かったみたいで、ものすごい暑かったんだよ。この真夏だけど、みんなで窓開けて扇風機回してさ、暑くてもうやってられなかったんだよ。』

と言った時に、相手から、

『私の職場は逆に冷房が効きすぎて本当に寒かったんだよね。寒くてもう上着を羽織らないとやってられなかったよ。』

と、返ってきたとします。どこがおかしいか、あなたには解りますか?

この会話パターンの不思議な所は、この受け答えで会話が成立してしまうことです。

そして、一見普通の日常会話に見えてしまう所が、厄介な所です。

この『平行線パターン』の悪いところは、

①お互いに心が通じあるコミニュケーションを取っていない


②お互いがお互いの『体験』を話しているだけで、相手の話を聞いていない


③お互いがお互いの意見を言っているという風に間違った認識をしやすい


④お互いが話を聞いてほしい状態になり、誰も話を深掘りして聞いていない

という事です。この会話パターンは残念ながら多くの方が日常生活で行っている会話パターンになります。

私達誰しも、誰かに自分の話を聞いてもらい、理解されたいという欲求があります。これを心理学では『承認欲求』と言ったりしますね。

そして、お互いにこの会話パターンを続けると、どこかのポイントで、

『相手は自分の話を真剣に聴いてくれていない』

『相手はただ自分の事を話したいだけで、ちっとも私の話を聴いてくれない』

『相手は自分のことしか考えていない自分勝手な人なのかもしれない』

と感じ始め、しだいに相手に心を開くことをしなくなります。

そして、御存知の通り、そう思い始めた相手の心の中では、『緩やかに、そして確実に、心のシャッターが閉まる』のです。

そして、例えあなたが反省し、話を聞く態度を見せても、あなた自身どうゆう風にするのが本当の意味で『話を聴く』という事を知らないので、相手の目から見たら『話したけれど、やはりあなたは話を聴いていない』という結論に辿り着くわけです。

そして家事や洗濯を急に頑張り始めても相手の機嫌を治す為にケーキを買ってきても、無視され、見向きをされない状態にまで状況が悪化するケースが多いです。

『男女の関係を悪くする平行線パターンの会話』あなたは、お心あたりありませんか?

(4)『何で。どうして。ちゃんと説明して。』取り調べパターン

男女の関係を悪くする5つの会話パターンの4つ目は、『何で。どうして。ちゃんと説明して。』という、相手が行う言動に対して、『正当な理由』『説明責任』求める様な会話パターンです。

例えば、

『この前久しぶりに昔の友人と飲みに行ったんだよね。そこでたまたま元カノに会ってさ。久しぶりにあったらお互い大人になったねって話題で盛り上がったんだよね。』

と、あなたが言った時に相手が、

『何でそんな事したの?友人と飲みに行くのはいいけど元カノとそうやって盛り上がるってさ、どうしてそんなことしたの?私があなたがそれをしていると知ってどう思うか考えたことあるの?ねぇ、なんで?』

と、悪いことをしていないのに急に取り調べが始まるパターンが、『男女の関係を悪化させる取り調べパターン』の会話になります。

この例えの他にも、お金の使い道、趣味だったり、日常生活の中の様々なことが該当します。

『どうしてこんなくだらない事にお金を使ったの?』

『なぜこんなお金にもならない趣味に時間を費やしているの?』

『どうしてあなたは生産的な事に時間を費やさずにテレビやゲームばかりやっているの?』

『なぜあなたは私の事を大切にしないで趣味の車にだけお金と時間を費やすの?』

など、相手の行動に対して説明を求める様な言い回しが取り調べパターンの会話です。

この取り調べパターンの会話をする方には、責任感が強い反面、疑い深い方に多く見られる会話パターンになります。

この『取り調べパターン』の悪いところは、

①相手は常に監視されていると感じ、ストレスを感じる


②相手の自由意志を尊重していない


③相手の言動をコントロールしようとする行動をしている


④相手に質問をしているが、自分が持っている答えしか納得できない

このタイプの会話をする相手の心の中では『例え相手が答えたとしても、自分が納得する答えじゃなかったら、満足しないし納得も出来ない』という気持ちが強くあり、自分が納得する答えを相手の口から聞き出す為に、質問攻めをするのです。

答えている側としては、

『自分はしっかりと一生懸命丁寧に説明したのに、何で同じ質問をずっと繰り返すんだろう。』

『何でこの人は自分の事を管理したがるんだろう』

と思い始め、この状態がずっと続くと、答える側は『答える事を拒否する』『感情的になり思ってもないことを言ってしまう』ということになりかねません。

そして、勘が冴え渡る方は既にこの関係を続けたらどうなるかを予想出来ているでしょうが、そうです。『男女の関係』から『親子の関係』になります。

『お父さんと娘の関係』『お母さんと息子の関係』になるのです。

当然、一般的には親子の関係は男女の関係にはなりませんから、自然と相手の心が離れていく結果に落ち着きます。

もしもあなたが、相手に執拗に尋問する取り調べパターンの会話を取っているのであれば、今すぐやめていく必要があります。

(5)『私は被害者。あなたが悪い。』悲劇のヒロインパターン

男女の関係を悪くする5つの会話パターンの5つ目は、『私は被害者。あなたが悪い。』という、全責任を相手に押し付けて、『相手のせいで自分は悲しい気持ちになった』『相手が私の為に変わるべきだ』という言動を取ってしまう、会話パターンです。

例えば、

『あなたが浮気したから、私はこんなに傷ついている。』

『お前が自分勝手な事をしたから、俺にはこんなデメリットがあった。』

『あなたが私を大事に扱わなかったから、私は今こんなに可哀想な状態になっている。』

『お前が俺の言うことを聞かなかったから、自分たちの関係は悪化している。』

など、基本的に相手に自分が抱いたマイナスな感情を押し付け、相手のせいにして、相手が悪いんだから相手が自分のこのマイナスな感情をなんとかするべきと思い込み、会話をしてしまうのが『男女関係を悪くする悲劇のヒロインパターン』の会話です。

この『悲劇のヒロインパターン』の悪いところは、

①相手を責め立てて間違った責任の取らせ方をしようとしている


②相手に自分が抱いたマイナスな感情を処理させようとしている


③相手が自分にマイナスな感情を抱かせたんだから、相手が償うべきだと思い込んでいる


④自分がNeedyだと言うことに気がついていない

と、いうことです。

このタイプの会話をする人は多くの場合、あなたの人生を掻き乱す『Neediness』『Self Pity』の特性を持っている方が非常に多いです。

■あなたの人生を掻き乱すNeedinessとNeedy People

こちらに記事で『Needy』について触れていますので、ぜひご覧ください。

■Self Pityは不幸の始まり

こちらの記事で『Self Pity』について触れてますので、ご覧ください。

感情のコントロールをすることが難しく、適切な態度で相手とのコミニュケーションを取ることが出来なくなってしまうのが、このタイプの特徴です。

もしもあなたがこのタイプに当てはまっているのであれば、今すぐにでもやめることをお勧めします。

なぜならば、『まともに話が出来ない』『ヒステリックな人とは上手くやっていけない』『感情の起伏が激しい人とはやっていけない』そういった風に相手から思われるからです。

以上の5つが、男女の関係を悪くする5つの会話パターンになります。

もしもあなたが上記の男女の関係を悪くする5つの会話パターンに当てはまって男女の関係が悪くなってしまっているのであれば、ぜひ一度、あなたにあった個別コンサルティングを受けてみて下さい。

あなたの状況を客観的に捉え、あなたが現実で取れる具体的な行動案をご提案させて頂きます。


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伊藤 峻


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