思い込みを捨て、出来ることを毎日行うことが人生を好転させる習慣になります。

こんにちは。

ライフコンサルタントの伊藤峻です。

あなたは、感情と視界から得られる情報を元に、人や物事に対して『好感』『嫌悪感』などの感情を抱きますか?

それとも、感情と視界から得られる情報だけでなく、自らの頭で考え、事実を探して納得感を得てから、人や物事に対して『好感』『嫌悪感』などの感情を抱きますか?

もしもあなたが前者であった場合、本当の意味で他者と絆を深めて行くことは難しく、上辺だけの人間関係を構築してしまうのかもしれません。

一般的には、『人は見た目が9割』という言葉も有名であり、また心理学の業界では、『メラビアンの法則』と呼ばれる、私達人間が情報を取得する割合を示しているものも存在しています。

メラビアンの法則では、

●視覚情報が55%

●聴覚情報が38%

●言語情報が7%

といった風に、私達人間が受け取るコミュニケーションには割合があると示されています。

つまり、私達の多くは自分で見た物と聞いたことで、ポジティブかネガティブかの感情を抱き、それによって、私達ひとりひとりの言動が左右されるということです。

現代にこの定義を当てはめてみると非常に納得感を得られる事は、想像に難くないと思います。

現在では、インターネットの発展から、様々なメディアコンテンツや広告が私達の身の回りの生活を取り囲んでいます。

YoutubeやSNS、TikTokなど動画を乗せることが出来る媒体も、私達が本来の情報処理方法として備えている、視覚情報と聴覚情報を利用して構築されています。

そして、それらを利用してセルフブランディングを含めた、『マーケティング』が行われいる状態であり、私達人間は新しいもの見たさや、心の隙間を埋めるために、それらに没頭してしまう傾向があります。

なぜならば、一言でいうと

●視覚情報と聴覚情報に頼った方が、脳を使わなくて済むので楽に生きれるから

ということです。

なぜこの様な『脳を使わずに楽をして生きていく』という構図が出来上がってしまったかと言うと、それは現在の日本はある程度恵まれているからという可能性があります。

私達ひとりひとりが頭を使い、論理的に考え、情報を集めて共に生きていく事を行う時というのは、必ず生死が関わっている状態か、人生のどん底に立っている時であったりします。

ですので、現在の日本に住んでいる方々は、自ら考え抜き、律して生きるという生き方ではなく、危機感を持たずにただ過ぎ去る毎日を眺めているという状況になっている方も多いのではないでしょうか?

もしくは、社会的な地位を獲得し、より多くのお金を手に入れる方法について調べ、考え、実践している事に強いモチベーションを持っている方も一定数おられるのかもしれません。

もしもあなたが、視覚情報と聴覚情報だけを頼りにして、脳を使わずに楽をして生きていくということを選択する場合、あなたの人生は社会やあなたを簡単に支配できる方に依存してしまったり、心の平安が保たれずに感情的に、または暴力的になってしまうかもしれません。

今回は、人生を台無しにする危険性を避けるべく、

1.私達は何故勝手に思い込んでしまうのでしょうか?

2.脳を使わずに生きる事を習慣化した場合、一体何が起こるのでしょうか?

3.脳を使うとは一体どのような事でしょうか?

この3つの点について書いていこうと思います。

それでは、1つ1つ見ていきましょう。

1.私達は何故勝手に思い込んでしまうのでしょうか?

私達人間には、分からないものや、知らないことを脳内で想像して補うという『想像力』と、物事を論理的に考える『思考力』が備わっています。

それは、そもそも私達人間の脳が他の動物達とは違い、発達してよいというプログラムが遺伝子に刻まれているからです。

私達人間が持つ『想像力』『思考力』を良い方向に使った結果、現在2023年の私達人類が生きることが出来る社会が形成され、科学技術が発展したことによって、便利に生きていく事が出来るインフラが構築されています。

しかしながら、

私達人間が持つ『想像力』『思考力』が悪い方向に向かってしまった場合、私達人間はネガティブな想像や間違った解釈をする妄想をしてしまったりしてしまいます。

加えて、相手と自分を比べて悲観的になってしまったり、相手を蹴落としてやろうと暴力的な言動をしてしまう方も居るのかもしれません。

私達ひとりひとりは、『想像力』『思考力』を持つことを許されていますが、この2つの点に対して学び、理解をして自ら適切にコントロールしていかなければ、それはあなた自身だけではなく、周囲の方々を傷つける諸刃の剣になりえる事になります。

例えば、もしもあなたが勝手に思い込む事を習慣化してしまった場合、

●相手の本音を確認する質問をせず、勝手な思い込みで相手の言動に対してネガティブな感情を抱き、相手に報復するような言動をとる

●相手と冷静に話をすることができなくなり、人間関係が崩れる

●相手と穏やかな気持を持って接することが出来なくなり、怒りと暴力的な感情を持って会話をしてしまう

●相手と冷静で建設的な会話が出来ず、感情的でヒステリックな会話をしてしまう

●相手と話が噛み合わず、お互いに噛み合わない平行線と呼ばれる会話パターンを無意識におこなってしまっている

この様な事が、起こりかねない状況になります。

そして、この様な危険性を回避する為には、

●脳を意識的に動かし、論理的に考え、事実を追求する力

を常日頃から育んでいく必要があります。

2.脳を使わずに生きる事を習慣化した場合、一体何が起こるのでしょうか?

脳を使わずに生きる事を習慣化した場合、人生において様々な悪いことが起こります。

何故かと言うと、自らの脳で考えて行動するという基本的な事が出来なくなるので、他者にや偽りの情報に振り回され、心の余裕がなくなり、感情的になってしまうからです。

脳を使わずに生きることを習慣化した際に起こる悪いこととは、

●情報を客観的に処理する機能が低下する為、騙されやすくなったり犯罪に巻き込まれやすくなる

●理性を保つ事が不得意になる為、倫理観からかけ離れている言動を平気で行うようになる

●論理的思考と言語能力が低下する為、簡単に理解できる映像媒体や音声媒体にのめり込み、文字を読んで理解するという基本的な事を避ける

●論理的思考と言語能力が低下する為、文章を作るという能力が無くなり、言葉の意味も分からずに発言するようになる

●自ら考えて解決する意欲が低下する為、物事に対して『どうでもいい』『なんでもいい』『仕方がない』という言葉を使い、諦めるという思考パターンを持ってしまう

●諦める思考パターンを持ってしまう為、他者とお互いに協力して生き残っていく事よりも、自分さえ良ければそれでいいという利己的な心を持ってしまう

このような事が、起こってしまう傾向にあります。

脳を使わないという事だけで、本来私達ひとりひとりが幸せに生きていく為に与えられた日々が、壊されていってしまうという危険性があります。

その結果、自らの欲望だけに従い、不道徳な行為や他者を傷つけて搾取するという行動を平気で行ってしまう方々も増えているのではないでしょうか。

脳を使うことを手放すということは、私達ひとりひとりが安心して暮らせる社会を手放していくこと、そして私達ひとりひとりが生まれた時から備わっている、『悪性』を追求していくということにも繋がります。

現在は、脳を使わないという教育や文化が、インターネットの発達により浸透しています。

ですから、脳を使わない習慣に呑まれるのではなく、脳を使いお互いの人生が良くなるように日々頑張っていけるといいですね。

3.脳を使うとは一体どのような事でしょうか?

脳を使うという言葉を書いてはおりますが、そもそも『脳を使う』という言葉に馴染みがない方も一定数おられると思いますので、少し説明をしていこうと思います。

脳を使うとは、

●物事を論理的に考えて、真実を探す事を意識的に行う

●物事に対して疑問を抱き、的を得た質問を作る

●物事に対して情報を処理して優先順位をつける

●物事を細分化することができる

●自らの感情と思考を整理整頓して、適切な形に組み立てられる

●言葉の意味と文章の意味を的確に理解し、自らの言葉で説明することが出来る

●0から1を作る為に必要な工程とやるべき事を整理出来る

この様な事が出来るということが、脳を使っている状態になります。

つまり、意識的に論理的な思考を使いつつも、目標を達成する為に必要な事を細分化する事を行うというのが、脳を使っている状態になります。

逆に、心と感情を使っている状態についても触れたほうが、より分かりやすいと思いますので、説明していきたいと思います。

心と感情を使っている状態とは、

●物事に対して感動したり、心動いたり、嬉しい、楽しいという感情を持つ

●相手の痛みが解り、優しくしてあげたいという気持ちと感情を持つ

●周囲の人達と感情や感覚レベルで繋がっている事に楽しいという感情を持つ

●周囲の人達が私の事を分かってくれているという事に嬉しいという感情を持つ

この様に、感情ベースの事になります。

そして、これらは一般的に、

●論理的思考

●感情的思考

と呼ばれています。

日本では、脳を使うという事よりも、心を使うという事が主流になってきている感じています。

日本の文化には、『察する』という文化が存在しています。

勿論他国にも『察する文化』というのはありますが、基本的に相手が何を言っているかが分からなければ『質問する』という文化の方が強いため、日本よりも察する文化が成長していない傾向にあります。

そして、『察する文化』というのは、心を使い、感情的思考を使って行われている為、『思ってはいるものの、口に出して伝えない』という習慣を育むことに繋がります。

その結果、日本人も思うことではありますが、海外の方からよく聞くのは、

●日本人は何を考えているか分からない

ということです。

これを言われるということは、同じ人間として、怖いことだと感じています。

脳を使わなくなった結果、本来私達ひとりひとりが持つ論理的思考を使えなくなり、何を考えているか分からない程の動物になり、自らの本能だけに従って生きるというナニカになってしまうというのが、脳を使わなくなった私達が辿る未来になります。

ですから、この様な状況にならないように、論理的な思考を育て、日々の生活で脳を使って生きていく事を意識的にしてくほうが良いです。

それは、心の平安と幸せな日々を守るために必ず役立つ事になります。

それでは、皆さんの心の平安と満ち溢れた日々を願っています。

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