人生に隠れている危険性について事前に知ることは、心の平安を保つ上で非常に大切な事になります。
こんにちは。
ライフコンサルタントの伊藤峻です。
あなたは、私達が何気なく過ごしている人生には、大きな危険性が隠れていることについて既にご存知でしょうか?
もしもあなたが今、『人生に隠れている危険性』について、すぐにイメージすることが出来ないのであれば、この記事があなたの助けになれるかもしれません。
私達人間は、毎日生きるために仕事をし、より豊かな生活を送る為に、そして大切な人達を守る為に頑張っていることでしょう。
しかしながら、現実は大変な事が多いばかりか、自らの努力が台無しになるケースも多くあります。
そして、私達人間は、自らの状況が悪くなって初めて『人生に隠れている危険性』に直面する事ができ、多くの場合は今までの人生で『人生に隠れている危険性』について考えたことがないため、対処することができなくなってしまいます。
まさに、寝耳に水という言葉が相応しい状態になってしまいます。
今回は、人生に隠れている危険性について、書いていきます。
1.人生に隠れている危険性とは
私達の人生は一見順調そうにいっており、このまま何気ない日々が続くと楽観的に考えてしまいます。
しかし残念ながら、
●私達は人生が年々良くなっていく(Better)になる事を望むが、残念ながら人生は年々苦くなっていく(Bitter)ものである。
とい言葉があるように、今のままの何気ない日々がこのまま続いていくことはありません。
なぜなら、年月を重ねるにつれ、『人生に隠されている危険性』と戦っていかなければいけなくなるからです。
まず、人生の中に隠されている危険性の1つ目は、『老い』です。
これには、
①肉体的な老い
②精神的な老い
この2種類があり、この2つに年々立ち向かっていくことが必要になります。
そして、老いがなぜ危険になるかと言うと、老いは人を孤独にさせ、日に日にしわくちゃになり枯れている肉体を見続けなければいけなくなり、それは非常に精神的にストレスが掛かることになるからです。
また、精神的な老いでは、以前の様に論理的に考える力が衰え、物忘れが激しくなり、徐々に終わりに近づいているという実感が、非常に精神的にストレスが掛かる事になるからです。
人生の中に隠されている危険性の2つ目は、『恐れ』になります。
●もしかしたら大きな病気になってしまうかもしれないという恐れ
●もしかしたらこのままずっと不幸せな人生を送り続けるかもしれないという恐れ
●経済的に困窮してしまうかもしれないという恐れ
などに押しつぶされ、心のゆとりが無くなる事に繋がりるからです。
そしてそれらの恐れは、日常的にあなたの心を支配し、恐怖心を駆り立て、不安を駆り立て、酷い焦燥感にさいなまれる状態を構築してしいます。
これは、老いとは関係なく、私達人間誰しもが常に隣り合わせになっている危険性であり、この危険性に対抗する手段を身につけることが、心の平安を構築する上での第一目標になります。
人生の中に隠されている危険性の3つ目は、『鬱状態』になります。
鬱状態とは、あなたの慈愛の心が深く傷つけられ、過度なストレスに耐えられなくなった結果、あなたの脳の受容体の機能が低下し、物理的にストレスをシャットアウトする事で起こる事になります。
加えて、今までやってきたことが全て無駄だったという虚無感や、自分の人生には一体何の価値があったんだと思う虚空感、そして生きるための活力が無くなってしまっている状態を指すことでもあります。
そして、鬱状態の危険性というのは、自らの足で前に進むことができなくなってしまうということです。
前に進めない状態ですので、仕事も日常生活もままならなくなってしまい、ただ時間を無駄にしてしまうことにつながるからです。
人生の中に隠されている危険性の4つ目は、『怒り』です。
怒りの感情がなぜ危険かということは、感覚ではなんとなく解るかもしれませんが、今一度その危険性について文章で書き記していきます。
怒りの感情がなぜ危険かというと、
●怒りの感情は、周囲の人達を巻き込み、傷つけるものである
●怒りの感情は、物理的に周囲の人達を傷つける行為になる場合がある
●怒りの感情は、心の平安を奪い、突発的で衝動的な行動につながる場合がある
●怒りの感情は、怒りを向けている相手が倒れるまで継続する場合がある
●怒りの感情は、深い嫉妬心を持つ事に繋がり、他者から大切な物を奪う行為に繋がる場合がある
●怒りの感情は、お金遣いを荒くし、非人道的な行動を取りやすくなる場合がある
ということです。
怒りの感情は私達人間であれば誰しもが持つ基本的な感情の一つです。
しかし、適切にコントロールすることが出来ないのであれば、それは人生の中で非常に高い危険性となってしまいます。
人生の中に隠されている危険性の5つ目は、『孤独』です。
孤独がなぜ人生の中での危険性かというと、
●誰からも見向きもされない
●誰からも優しい言葉をかけてもらえない
●誰からも愛情を向けられていない
●誰からも必要とされていない
このような孤独感を感じてしまうと、私達人間は『深い鬱状態』になってしまうか、『深い憎悪を抱く状態』になってしまうからです。
どちらも、私達の人生を狂わせる大きな要因になってしまうため、孤独は非常に危険性が高いものの1つになります。
また、孤独を利用して他者から全てを奪い取ろうとする方の標的になってしまうケースもあるため、孤独を抱えて生きているということだけで、大きな危険性になります。
人生の中に隠されている危険性の6つ目は、『心を奪われる』ということです。
心を奪われる状態というのがどういった状態かというと、
●自分の問題や心配事だけに心を奪われて、他の人の事が考えられない状態
ということです。
●本来であれば、友が悩んで塞ぎ込んでいたら話を聞き、手を差し伸べるのが道理です。
●本来であれば、家族が幸せでなければ、幸せになる為の適切な努力をするのが道理です。
●本来であれば、せっかく人生を共にした方が居るのであれば、その方が喜び、幸せに感じてくれる事を聞き、行ってあげる事が道理です。
●本来であれば、おじいちゃんになろうとおばあちゃんになろうと、自らを育て上げてくれた両親に敬意を払い、会いに行って励まし合うのが道理です。
●本来であれば、お互いの生活を支えてくれている周囲の方がや、社会で頑張ってくれている方々に感謝の気持ちを持ち、自らに与えられたことをこなす体と機会に恵まれた事に感謝するのが道理です。
この、心が奪われる状態では、自らの問題や心配事だけに心が奪われているので、他人の事を考える事が出来ず、自己中心的な言動を取ってしまいがちになります。
心が奪われている状態の危険性は、心の平安が崩れ、他者を利用してでも自分の利益だけを追求し、他者を見下す卑しい心を作ってしまうことです。
そして、その自分勝手な言動は必ず、周囲の人達に被害を与え、周囲の方々がもつ人生の中の危険性のどれかを増幅させる結果になります。
それでは、最後にまとめると、
●人生の中に隠されている危険性の1つ目は、『老い』です。
●人生の中に隠されている危険性の2つ目は、『恐れ』です。
●人生の中に隠されている危険性の3つ目は、『鬱状態』です。
●人生の中に隠されている危険性の4つ目は、『怒り』です。
●人生の中に隠されている危険性の5つ目は、『孤独』です。
●人生の中に隠されている危険性の6つ目は、『心を奪われる』です。
これらが人生の中に隠されている危険性であり、私達誰しもが人生のあるポイントで立ち向かっていく必要があることになります。
そして、現代では、6つ目の『心を奪われる』という状態になっている方を多く見かけます。
守るべき家庭があるのにも関わらず、自分勝手に横柄に好き勝手やっている方も多く見かけれます。
不貞行為に手を染め、金と権力を振りかざし、自分だけの事しか考えていない利己的な人間も増えてきている傾向にあります。
●礼儀正しく、道徳心がある、侘び寂びが解る日本人
というイメージは、最早崩れ去ってきています。
心が奪われている状態では、残念ながら人の話を聞くことも、自らを省みることも、そして、他者を尊重しつつもお互いに協力して生きていくという、概念すらも理解することが出来ない状態になってしまいます。
そしてそれは、心の平安と幸せで豊かな毎日とはかけ離れた道を歩む事になります。
心が奪われる前に、どうかあなたの心を強く守るすべを身に着けてください。
あなたの心が守られ、幸せな日々が続くように私もまた願い、私にできる事を1つ1つ行っていこうと思います。
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ライフコンサルタント
伊藤 峻