自らが持つ悪性を持っていることを認め、戦い続けることについて
こんにちは。
ライフコンサルタントの伊藤峻です。
今回は、『自らが持つ悪性を持っていることを認め、戦い続けることについて』書いていこうと思います。
悪性が備わっているという言葉を聞くと、多くの方は、
●自分は何一つ罪を犯していないから、悪性なんて存在しない
と否定されると思います。
それはそうです。何も悪いことをしていないのにも関わらず、後ろ指をさされて『あなたには生まれつき悪性がある』と言われても、正直納得できるものでもありません。
では、なぜこの話を私は自分のブログに取り入れているのでしょうか？
はたして、それは皆さんから嫌われる為に行っていることなのでしょうか？
心の平安を保つと言いながら、他者と自らを批判している事に、矛盾はないのでしょうか？
断言できます。
もしもあなたが自らの悪性に気が付かず、傲慢な態度を取っている場合には、あなたは必ず心の平安を失い、大切な物を失い、堕落の世界に身を寄せる事になります。
その世界では、裏切り、疑心、騙し合い、憎しみ、恨み、妬み、憤り、怒り、などのネガティブな事に埋め尽くされている世界になります。
心の平安を保つためには、まず自らの悪性に気が付き、省みていく事が重要になります。
ですから、『自らが持つ悪性を持っていることを認め、戦い続けることについて』探求していくことは、必要不可欠なステップになります。
それでは、『自らが持つ悪性を持っていることを認め、戦い続けることについて』について、
1.あなたはどの様な悪性を強く持っていますか？
2.あなたは自らの悪性にどの様に立ち向かいますか？
3.あなたが毎日継続することは何ですか？
この３つの観点から書き記していきたいと思います。
それでは1つ1つ見ていきましょう。
1.あなたはどの様な悪性を強く持っていますか？
あなたがどの様な悪性を強く持っているかを調べていくことは、心の平安を保ち続ける為に必ず必要になることです。
悪性は7つの大罪という風に表現されることもあり、それらは、
●怠惰…怠け続け良くすることを諦めること
●憤怒…憤りや怒りの感情を強く抱くこと
●色欲…肉欲や性欲にまみれること
●強欲…手に入れても手に入れても満たされない心を持つこと
●傲慢…驕り高ぶり、高い地位につき相手を支配する事に愉悦を感じること
●暴食…満たされない心と体に強い劣等感を抱き求めること
●嫉妬…他者が持っているものに対して強い嫉妬心を抱くこと
という概念になります。
あなたは、過去と現在の考え方を見比べた時に、どの様な状況で強い怒りや葛藤を覚えましたか？
そして、あなたはどの様な感情を元に、どんな行動をした経験がありますか？
それらを1つ1つ書き出し、紐解いていくことで、あなたがどの様な悪性を強く持っているかが明らかになってきます。
この悪性と常日頃から戦っていくことは、多くの方が出来るものではなく、非常に勇気が居ることになります。
特に、男性においては、憤怒、色欲、強欲、傲慢の悪性を強く持つ傾向にあります。
なぜなら、自ら手に入れたい物を手に入れる為に強欲になり、社会的な地位とお金を手に入れた後はもっと自らの自己顕示欲を満たすために傲慢になり、思い通りにならなかったら怒り散らし、自らの性欲を満たすために色欲に溺れる傾向があるからです。
女性においては、怠惰、憤怒、強欲、傲慢、嫉妬を強く持つ傾向にあります。
なぜなら、自らの人生を自らの手で切り開く為に必要な事をやらず他者に頼り続ける怠惰な生活を送りたがり、それが出来ない場合には相手に対して憤怒の感情を当たり散らし、他者が手にしている幸せや環境に酷く嫉妬心を持ち、自ら努力しないのにも関わらず、棚に上げて相手を罵倒したり非難しやすい傲慢な態度を取り、挙句の果てに他者が持っている物を奪おうという傲慢な態度を取る方も一定数多いからです。
このように、人間が持つ悪性が重なれば重なるほど、私達人間は頭では分かっているものの、自ら勝手に堕落していくという性質を持っています。
勿論この記事を書いている私にも、上記に挙げた7つの悪性が備わっており、それと日々戦っていることは、ここで確りと明言します。
そして、私も１人の人間ですので、この悪性に打ち勝っていかなければ、心の平安が保たれないことは、自らの人生を持って十分に理解しているのです。
全ては、心の平安を保ち幸せな人生を送れる人が１人でも増えるように、この世界が少しでも良くなりますように、その為に私は書き記すことを継続しています。
ですから、１人ではありませんので、共に励まし合い、立ち向かっていきましょう。
2.あなたは自らの悪性にどの様に立ち向かいますか？
あなたが自らが持つ悪性に気が付き、立ち向かうことを決めた場合には、どういった風に立ち向かっていくかを考えていかなければいけません。
人間が備わっている7つの悪性は、
●怠惰…怠け続け良くすることを諦めること
●憤怒…憤りや怒りの感情を強く抱くこと
●色欲…肉欲や性欲にまみれること
●強欲…手に入れても手に入れても満たされない心を持つこと
●傲慢…驕り高ぶり、高い地位につき相手を支配する事に愉悦を感じること
●暴食…満たされない心と体に強い劣等感を抱き求めること
●嫉妬…他者が持っているものに対して強い嫉妬心を抱くこと
というふうに記載しました。
勿論それぞれの方によってケースは違いますが、基本になる考え方のみ記載していきます。
まず、初めに、『怠惰』…怠け続け良くすることを諦めることに対して強い悪性を持っていると自覚されたのであれば、常に意味を考えることをおすすめします。
例えば、
●人間関係を良くする事を怠け、相手を労ることや感謝することを怠けている。それは一体、自分の人生と相手の人生を幸せにする上で一体どんな意味があるのか？
●自分の人生を良くしたり、夢や目標を叶える為に何もしていない。努力することを怠けている。それは一体、自分の人生の中でどんな意味があるのだろうか？
●やろうと頭では分かっているものの、現実で行動することが出来ない。それは一体、自分の人生の中でどんな意味があるんだろうか？やらなかったら何が待ち受けているのだろうか？
これらの質問をぜひ、問いかけて見てください。
『怠惰』を強く持っている方に、効果的な問いになります。
そして、『憤怒』…憤りや怒りの感情を強く抱くことに対して強い悪性を持っていると自覚されたのであれば、感情のコントロールを学び、怒りを適切な方向に誘導する訓練が必要です。
例えば、
●相手が自分が思ったとうりの行動をしてくれなくて、ムカつく。
●相手が自分の話を聞いてくれなくて、ムカつく。
●相手が自分勝手な言動ばっかりして、腹が立つ。
その様に感じてしまう場合、考えるべきことは、相手はなぜ自分が言った通りの行動をしてくれないのか、そしてあなたはどの様な事に対して強い怒りの感情を持つのかを分析していかなければいけません。
もしもあなたが、相手が言うことを聞かない、つまり相手を自分の思い通りにコントロールしたいと強く願うのであれば、それらを手放す訓練が必要になります。
時には、自ら去り、パワーアップした上で相手に望む必要がある時もあるという事です。
また、『色欲』…肉欲や性欲にまみれることに対して強い悪性を持っていると自覚されたのであれば、性欲のコントロールを正しく学ぶ必要があります。
性欲が高すぎて日常生活や言動に影響があり、不貞行為や支配的な行為に手を染める可能性があるのであれば、専門家や医師の助けを経て、減欲の治療をしていく事が好ましいです。
色欲の悪性を強く持っている場合では、大切な人達を深く傷つけるだけでなく、周囲の人達を巻き込んで行くことになりかねませんので、早急に専門家と医師の助けを受ける事が最善です。
そして、『強欲』…手に入れても手に入れても満たされない心を持つことに対して強い悪性を持っていると自覚されたのであれば、自らが持っているものをリスト化し、それに対して１つ１つ感謝をしていくことを継続することをおすすめします。
強欲の悪意が強い状況では、必ずと言っていいほど、自らが持っている環境に対して感謝をすることが出来ていません。
そして、すべて無くなる寸前になって初めて、みずからを省みることが出来ます。
手に入れても手に入れても満たされない心は、与えれたモノに感謝する心でしか満たすことが出来ません。
ですので、日々感謝を忘れずに、ありがたいと思う心を作る事が必要です。
そして、『傲慢』…驕り高ぶり、高い地位につき相手を支配する事に愉悦を感じることに強い悪性を感じている方は、あなた1人で生きているわけじゃないという事に立ち返る必要があります。
確かに、あなたが今まで努力したことは素晴らしく、頑張ってきたことは大変称賛されるべきことです。しかし、そのせいで犠牲にしたものはないか、家族の心や大切な人達の心、そして人生を蔑ろにしてきたのではないかと、自ら問いかけていくことが必要です。
あなたは1人で生きている訳ではありません。私達人間はお互いに助け合って生きている社会性のある生き物です。ですから、自らの言動を省みて、他者の心に寄り添う言動を学んで実行していくことが必要になります。
また、『暴食』…満たされない心と体に強い劣等感を抱き求めることに強い悪性を持っている方は、専門家の助けを借りながら栄養素を取れる食事をしていくことが必要です。
お一人ではどうしても立ち向かえない場合、家族や専門家の助けを借りて、徐々に食べる量を減らしていく事が必要になります。
健康を害してしまった場合、この世で楽しめることが十分に楽しめず、病気が見つかり、後悔の念をもって生きることになってしまいます。
ですので、暴飲暴食に対して弱いのであれば、自らきっちりと境界線を引いていくことが大切になります。
最後に、『嫉妬』…他者が持っているものに対して強い嫉妬心を抱くことに対して強い悪性を持っていると自覚しているのであれば、まずあなたの人生と彼らの人生は別物であることを確りと自覚することが必要になります。
私達は１人１人り、異なった性格と肉体を持ち、そして授かった才能と生活環境はまったく異なります。
ですから、そもそも他人が持っている芝を自分のものにしたいと言うのが、歪んでいる思考であり、あなたはあなたの時間を頂いたものを使って、生きていくしかないのです。
それを諦めて、他人が持っているものに嫉妬して相手に対して自らの悪性を顕にすることは、あなたの人生を前に進むことを妨げるだけでなく、相手の幸せすら奪う行為になります。
ですので、まずはあなたがあなたに時間と人生を使って、あなたらしい人生を生きていくことに収集することが大切です。
3.あなたが毎日継続することは何ですか？
自らのが持つ悪性について理解を深める事が出来た後にやることは、その悪性と立ち向かうために常日頃から何を行っていくかという事になります。
そしてそれは、あなたが日常の中に取り入れやすい方法で行っている事が効果的です。
例えば、『怠惰』…怠け続け良くすることを諦めることを強く持っている場合、
●常日頃から朝起きたら必ず前に進む勇気が出来る言葉を見続ける
●常日頃からやる気が起きないのであれば、自らを動かす原動力になる言葉を見続ける
●常日頃から怠けてしまうのであれば、怠けた先の未来を明確にする
などを行っていくことが大切です。
例えば、『憤怒』…憤りや怒りの感情を強く抱くことを強く持っている場合、
●常日頃から自分が怒りを強く覚える環境と状況について理解する
●常日頃から自分が怒りを覚えた時にその場から離れる方法を熟知する
●常日頃から自分が怒りを覚えた時に緩和できる考え方を身につける
例えば、『色欲』…肉欲や性欲にまみれることを強く持っている場合、
●常日頃から性欲のコントロール方法を学び適切に対処する
●常日頃から自らを律して冷静に行動する方法を身につける
●常日頃から自ら律して色欲を呼び起こさい場所に身を置く
例えば、『強欲』…手に入れても手に入れても満たされない心を持つことを強く持っている場合、
●常日頃から現在自分が持っているものに対して振り返る時間を作る
●常日頃から現在自分が持っているものに対して感謝をする時間を作る
●常日頃から現在自分が持っている強欲という悪性を立ち返り続ける
例えば、『傲慢』…驕り高ぶり、高い地位につき相手を支配する事に愉悦を感じることを強く持っている場合、
●常日頃から周囲の人達に感謝する時間を作る
●常日頃から自分を支えてくれている方々に感謝の言葉を投げかけ続ける
●常日頃から自分が高い地位にいることができる事に感謝し、他者の助けになる事を行い、示し続ける
例えば、『暴食』…満たされない心と体に強い劣等感を抱き求めることを強く持っている場合、
●常日頃から栄養素を取れる食事を必要であれば専門家や家族の助けを借りて改善する
●常日頃から接種するものと自らの精神状態に気を配り続ける
●常日頃から冷静さを保つ訓練と、冷静さを保つ為に必要な栄養素を摂取する
例えば、『嫉妬』…他者が持っているものに対して強い嫉妬心を抱くことを強く持っている場合、
●常日頃から相手と自分の人生は全く異なっているという事を自覚し続ける
●常日頃から相手には相手の人生があり、私には私の人生のやり方があると自覚し続ける
●常日頃から自分自身と戦い、自分の人生が良くなることに時間を費やすことを継続する
その様に、常日頃から意識的に自らが持つ悪性と戦っていく事が心の平安を保つ上で非常に大切な事になります。
もしも、その悪性に対して見て見ぬふりをした結果、時間が立つに連れて自らを内省出来るチャンスは減っていき、最終的に誰からの話も耳に入らなく、いつまで経っても、
●仕方がないじゃないか
●しょうがないじゃないか
●私は私なりに頑張っている
●私はやっているのにあなたが変わらないから駄目だ
と、言い訳と他責の言葉しか出てこなくなってしまいます。
悪性から逃げることは、高い確率で『言い訳』に繋がり、あなたの現実が良くなることを阻害するものになります。
自らの悪性をしっかりと自覚し、１つ１つ立ち向かっていくことが、自らの人生を内省し、良くしていくために必要な事になります。
とても勇気がいることではありますが、１つ１つ頑張っていきましょう。
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伊藤 峻
