あなたはストレスへの適切な対処法をしっていますか？

こんにちは。

ライフコンサルタントの伊藤峻です。

本日は『ストレスへの適切な対処法』について、書いていこうと思います。

1. ストレスとは一体何なのでしょうか？

ストレスについて時間をかけて真剣に考えた事はありませんが、いい機会ですので、ストレスについて改めて真剣に考えていきましょう。

ストレスには大きく分けて3つの種類があると考える事が出来ます。

①環境的なストレス
生活環境が悪かったり、職場環境が悪いといった事が該当します。

②物理的なストレス
病気や怪我など、体に悪い影響がある事が該当します。

③心理的なストレス
人間関係やコンプレックスな事、自分の頭で考えて不安や恐怖を感じる事が該当します。

環境的なストレスを感じやすい人もいれば、物理的なストレスを感じやすい人がいたり、そして心理的なストレスを多く感じやすい人がいたりするということです。

そして、ストレスの発端は『自分以外の何か』からくるケースが多いと思います。

例えば、

●職場内の人間関係がうまくいかず、厄介払いされる事や陰口を言われてストレスを感じる。

●夫婦関係が悪く、お互いに解り合ったり愛し合ったりできず、孤独感とストレスを感じる。

●家族関係が悪くて居心地が悪く、怒りの感情が湧き出たり、家には居場所がないように感じ、孤独感とストレスを感じる。

●相手の言動が鼻につき、嫌な気持ちになりやマイナスな気分になり、ストレスを感じる。

●相手から心にもない事を言われ、悲しくなったり胸が締め付けられる思いをし、ストレスを感じる。

許容量を超えてしまうと、ストレス症状が発生し、自分自身をコントロールできなくなってストレスを発散する行動を取ってしまいます。

そして、ストレス症状について考えると、大きく分けて3つの種類があると考える事が出来ます。

①身体的なストレス反応
身体の痛み、めまい、肩こり、頭痛、腰痛、動悸息切れ、食欲低下、不眠などが該当します。

②心理的なストレス反応
抑うつ、イライラ、不安、恐怖心、興味、関心の低下、マイナスな事を考え続ける、自己否定などが該当します。

③行動的なストレス反応
アルコール依存症、喫煙量の増加、ミスの多発、怒鳴り散らす、怒りを人やモノにぶつける、衝動買い、などが該当します。

人により、出やすいストレス反応が変わります。そして、あなたの人生の中でクリティカルになりやすいストレス反応は、②心理的なストレス反応と③行動的なストレス反応です。

例えば、

●仕事で心も身体も疲れて、家に帰るとお酒を浴びるほど飲みすぎてしまう。

●心も身体も疲れて、相手の言動にいちいち腹を立てて怒りをぶつけてしまう。

●マイナスな事を考え続けてしまい、心が疲れ果てて何もする気が起きない。

●自分には価値がない、自分は駄目な人間だと自己否定を繰り返してしまう。

他にも色々と例はありますが、

『ストレスを感じた際に行う行動によって、あなたの人生が左右される』

というのは、かなり重要なポイントだと感じます。

■マイナス思考の高速道路

こちらの記事では、マイナスな事を無意識に考えてしまう心理と脳内で何が起こっているのかを書いて居ます。もしよろしければご覧ください。